観てみた、アンダシュ・バンケ監督映画。2020年公開。
第二次大戦中の1943年。ポーランド国内でドイツ軍は、同地の物理学者・ファビアン博士に新兵器の開発を強要していた。英米の連合国軍は、カミンスキーを中心とする救出部隊を極秘裏に派遣。極寒の中博士と一人娘を助け出したものの、彼の妻が犠牲になってしまう。そこへ更にソ連軍が現れ…という内容。
その博士のモデルになったのが、ジョセフ・ロートブラットという実在の科学者。こんな作戦があった訳ではない様だが、彼が新兵器=原爆の開発に携わったのは事実らしい。まあフィクションとしてなら、悪くない着想だとは思うけど…
邦題や最強兵器なんて惹句に引かれて見たら、実際は地味で辛気臭い映画。まあ今の世界情勢の中、戦争映画で楽しもうって気にもならないけれど。…とは言え個人的には、独軍戦車として「38(t)」が登場していたのにはおっと。どうやら改造車輛の様だが、映画での登場は珍しい上にかなり雰囲気が出ていた。
2022.03.18
シークレット・ウォー / ナチス極秘計画
posted by ぬきやまがいせい at 22:08
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