観てみた、J・セクエラ監督によるドキュメンタリー映画。2018年公開。
1974年、シドニーで活動を始めた「Radio Birdman」。オーストラリアを代表するパンクロック・バンドとして海外でも高く評価される一方、グループの運営には常に困難が付きまとった。本作ではバンドメンバーや関係者のインタビューを中心に、貴重なライブ映像と共にバンドの歴史を紐解いていく…という内容。
豪州バンドという辺りで注目された存在だが、70年代のごく短命に終わった…かと思っていたら、その後再結成して現地で功労賞?も獲得していたとの事。仲々興味深くは観られたものの…これといった事件が起きた訳でもなく、あくまでも地味なバンド内問題の話が延々語られる感じ。これ正直、しんどくなるなあ。
まあファンならば楽しめそうだけれど、淡々と疲労がたまっていく感覚は、当バンドの活動を追体験しているかの様(?)。とは言え現在でも、すっかりジジイになったメンバーにより現役で活動中というのは、ある意味ホッとする話かもな。