2024.04.16

「アヴァン 1958-1967」ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

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聴いてみた、アメリカのロックバンドのレア音源集。2019年発表。

2002年。ニューヨークの露天市で発見されたアセテート盤の内容とは、「The Velvet Underground」1stアルバムの別バージョンを収録したものだった。本作は1966年に制作された「Scepter Sessions」を中心に、同バンドの初期デモや関連セッション等、レア音源を集めたコンピレーション…という内容。

NYの露店すごいな!…というアルバム。曲自体はこの時点で、ほぼ完成している(Europian Sonのガシャーン!とか)のが興味深い。まあ本作を聴くのは余程のマニアだと思うから、多少?の音質の悪さ位大して気にならないのでは。

個人的にはそれより、初期ジャムセッションというのに惹かれたんだけど…アヴァンギャルドな感じ(ESPオムニバスみたいな)を期待したら、全然違った。とは言えルーが仕事で手掛けたR&R曲とか、わざわざ聴かない様なのも入っていて面白い。特にNicoの初期シングルは、前々から聴きたかったので嬉しい。
posted by ぬきやまがいせい at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽