
聴いてみた、フランスのパンク・バンド。1991年発表。
「レ・サグス」は1983年、Eric(g)とChristophe(dr)のSourice兄弟を中心に結成されたグループが、改名した事で誕生。1986年に1stミニアルバム「Radical Hystery」をリリースした後は、Sub Popレーベルとも契約し活動の幅を広げた。1999年に解散したものの、2008年には一時的ながら再結成もした。
本作はフルアルバムとしては4枚目で、Alternative Tentaclesから発売された。…自分がこのバンドを知ったのは、同レーベルのオムニバス「Virus100」に収録された、Dead Kennedysの「Moon Over Marin」カバーを聴いて。その音源を聴いたのは相当前な筈なのに…余程印象に残っていたって事かも。
当バンドの特徴は、シューゲイザーとハードコアの折衷的な音楽性という辺り。本作でもいそうで案外いない感じのスタンスがいいと思う。…いいはいいのだけれど、Moon Over〜で受けた印象には一押し足りない感じ。ちょっと惜しい。