観てみた。ベティ・ハットン主演、セシル・B・デミル監督映画。1952年公開。
ブレイデンが監督を務めるサーカス団は、集客の為に空中ブランコの花形スター、セバスチャンを迎える事にする。だが同サーカスにはホリーがおり、彼女との間で互いに危険な演技を披露しあうセンター争いが始まってしまう。ある日のショーでセバスチャンは、自らネットを外して新たな技に挑み…という内容。
これもタイトルだけ知っていた映画…だけど、先日の「フェイブルマン」でスピルバーグ監督を夢中にさせた作品と知って、観ておくかと。本作は当時行われたサーカス興業の模様を、案外細部に渡って描写していて面白いのだが…スピルバーグはそれより、クライマックスの鉄道事故の方に興味津々だったという。
サーカスの規模が思った以上に大きく、その運営や人間模様(これはまあ結構創作入ってるけど)等、パフォーマンス共々楽しめる映画だと思う。古き良き米映画で胡散臭さもないから、スピルバーグ両親が初映画に選んだのかな。