観てみた、ラリー・ブキャナン監督によるTV映画。1967年放映。
森の中に車を停め、愛を交わすカップル達。その中の1組スタンとスーザンは、自動車で奇妙な生物を轢き殺してしまった。その怪物は地球へ円盤でやって来た宇宙人だったのだが、2人は人間を轢いたものと思われ警察に拘束される。軍が調査中の宇宙船が爆発する一方、怪物の脅威も広まって…という内容。
本作は大頭人で有名な「暗闇の悪魔」(1957年)のリメイクで、ブキャナン監督がAIPの下で制作したTV映画としては最初の作品。…まあ例によってヒドイ内容なのだが、最後までブキャナンと気付かなかった程度にはまともな出来だと思う。多分ユーモアというか、ギャグを各所に織り交ぜているお陰じゃないかな。
ただタイトルには「目玉」とあるけれど、そんなの出て来ない気がするな…(退屈すぎて寝たので確証はない)。出て来るのは大口を開けたシュガロンみたいなの。でも3,4体同時に画面に映っているので、後の作品よりは力が入ってる。