2024.06.28

ノートルダムのせむし男(公開時タイトル:ノートルダムの傴僂男)

観てみた、W・ワースリー監督によるサイレント映画。1923年公開。

15世紀のパリ。ノートルダム寺院では、せむし男・クアシモドが鐘楼守として働いていた。祭りの日彼は、寺院の前で踊る娘・エスメラルダの姿を見掛ける。クアシモドは誤解から鞭打ち刑を受け、そんな彼にエスメラルダは飲み水を与える。彼女に惹かれるクアシモド、しかし彼女には想い人がいて…という内容。

原作はユーゴーの小説で、これまでに何度も映像化されている。クアシモド役はロン・チェイニーが演じ、本作が彼の出世作となったとの事。せむし男と言えば個人的にはあしたのジョーで、丹下段平が演じてたな…というイメージ。

本作のノートルダム寺院はセットで再現されたものだが、実物の方は2019年火災に見舞われた。内容の方はぶっちゃけ知らなかったので、ふーんと思いながら観たのだけれど…調べてみると原作では、無茶苦茶バッドエンドでビックリ。複雑な気分になったものの、現実の火事では犠牲者が出ないでよかった。
posted by ぬきやまがいせい at 05:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画