観てみた、ヴィクター・サルヴァ監督映画。2002年公開。
トリッシュとダリーの姉弟が帰省の為に田舎道を走行中、古いトラックに煽られる。しかもその車の男が、死体らしき包みを穴に捨てる姿を目撃してしまう。好奇心に駆られて調べると、地下に死体の山が築かれていた。救けを求める姉弟、だが実は人知を超えた存在の男が2人を執拗に追い回し…という内容。
フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮のホラー。と聞くと立派そうだけど、B級…と言うか、スティーヴン・キング原作の映画化作品っぽい。「死霊伝説」とかそういう辺りの。序盤の雰囲気作りの巧みさに反して、後半失速と言うか凡庸化する辺りとか。まあ実際人気があった訳だし、手本にはしたんじゃないかな。
こういうのを観ると(まさに同時期)日本のホラー映画こと「Jホラー」が、アメリカでも受けたという理由がよく判る。脳筋ホラーアイコンの時代でもなかったろうし。…クリーパーもジェイソンやフレディの頃なら、もっと人気出たのかなあ。