観てみた、ランベルト・バーヴァ監督映画。1986年公開。
トレーニングジムを始め、様々な設備が入った高級マンション。その一室では若者達が誕生日パーティーに集まり、大騒ぎをしていた。だがそこに嘗て映画館を恐怖のどん底に叩き落した、悪魔の群れ「デモンズ」が出現する。人々を襲い、そして襲われた者がデモンズとなって、恐怖は拡大して行き…という内容。
「デモンズ」(1985年)の続編である本作。前作と同じくダリオ・アルジェントが、脚本と製作を担当している。それに加えて本作では、彼の愛娘であるアーシア・アルジェントが出演して、「スクリーミング・クイーン」デビューを飾っている。
内容としてはまあ前作と大体一緒。でも高級マンションが舞台という事で、個人的にはクローネンバーグ監督「シーバース」っぽくなったなと…別に雰囲気が、ではないけど。雰囲気なら映像的には当時っぽく、すごくMTVとかそういう感覚がある。浮ついたバブル?的世界が崩壊するのは、愉快かもしれんね。