2008.11.04

ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃

観てみた、本多猪四郎監督によるゴジラシリーズ第10作。69年公開。

鍵っ子の一郎、今日も彼は一人家で両親の帰りを待つ。彼の興味を惹くのはゴジラやミニラの棲む「怪獣島」。実際に行く事の叶わない彼は、夢の怪獣島でミニラと友達になる。そこでミニラはガバラという、ガキ大将の少年と同じ名前の怪獣にいじめられていた。一方現実の世界で一郎は、逃走中の強盗犯に…という内容。

案外楽しめた。特撮シーンがありものを繋ぎ合わせただけ(円谷英二は本作には不参加)という低予算作品なので、そうした方面の期待は出来ない。…それでも当時完全に低年齢化していた同シリーズだが、本作の場合視点から完全に子供のものなので、トータルでの違和感が少ないというのは褒めておいていい要素だ。

個人的にはこれで「昭和ゴジラ」(84年ゴジラ以前)は一通り観た事になるので、ちょっと感慨深い。観る前は好きでなかったミニラが、案外可愛く感じられたのでそこは良かったかな。…しかしミニラの仕草が、ビートたけしに見えて仕方なかった。
posted by ぬきやまがいせい at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック