観てみた、大河原孝夫監督によるゴジラ・シリーズ第23作。99年公開。
ゴジラが再び出現した。同時に海中からは謎の岩塊が発見される。それは遠い過去に宇宙より飛来したUFOだった。両者は激突し戦いとなる。UFOは地球のコンピュータから情報を盗みゴジラを分析する。目的は自らの望む様に地球を作り替える事。そして驚異の復元力を持つゴジラ組織を手に入れたUFOは…という内容。
なんか、意外に楽しめた。本作はまるで変則マッチみたいな対戦カードで、それだけで結構観る上での興味が持続出来た(有名怪獣出せば受けはいいんだろうけど、VS以降は正直「またか」としか…)。まあ最終的には結局怪獣の取っ組み合いだったけど。それでも「宙に浮く岩」のイメージは好きだよ(マグリットっぽい?)。
冒頭の根室上陸シーンは、実際ワクワクさせていい感じ。まあそれ以降がグダグダだと言われたら否定は出来ないが。…当シリーズも本数が大変な事になってるだけに、こんなエアポケットみたいな作品が出来たんだなと思うと一寸面白い。
2008.12.21
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