観てみた。ジャック・レモン主演、ビリー・ワイルダー監督映画。63年公開。
パリの娼街。新たに赴任した若い警官ネスターは真面目一辺倒。だがそれ故に騒動を起こし、警察を解雇されてしまう。行く当てに困る彼だったが、娼婦イルマの「ヒモ」に納まる。二人はぞっこんの関係になるが、イルマが客を取らない訳にはいかないのがネスターには面白くない。そこで一計を案じた手とは…という内容。
爆笑してしまった。コメディというよりコントな楽しい映画。…娼街の話という事で扱っているネタが少々際どく、暗くなりそうなのは確か。そういう本作が、ビビッドなカラーで色彩的な明るさを強調しているのは、「お熱いのがお好き」とは正反対な発想なんだろうな(女装が気持ち悪くならない様に、白黒撮影にしたとか)と感心。
架空の人物を仕立て上げる、という着想から派生するアイデアが豊富な笑いを見せてくれる(X卿復活のシーンは本作最大の笑いどころ)。ただ尺が長くて冗長という指摘には同感、もうちょっとコンパクトに纏めてもいい。…でも愛すべき作品。
2009.07.01
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