聴いてみた、インドネシアのサイケデリック・ポップトリオ。73年発表。
「インドネシア共和国」は東南アジアの、大小の島より構成される国。日本との関わりとしては第二次大戦の日本軍侵攻を機に、植民地下にあったオランダよりその後解放されたという事がまず挙げられる。…そして「指導される民主主義」で知られるスカルノ大統領の夫人となった、デヴィ・スカルノの存在からも印象深い。
…個人的には学生の頃かの国よりの留学生がいて、少し話をしたのを思い出す。そういう感じで日本との音楽的な文化交流があったかどうかは判らないけれど、本作の「アリエスタ・ビラワ・グループ」はちょっと日本のGSを思わせる部分もある。
全体的な印象はビートルズ以後の英サイケポップの様な、レ・オルメやラッテ・エ・ミエーレ辺りのイタリアンロックの歌部分だけ抜き出したかの様な…純朴だが泥臭くは無い感じ(まあ伊バンドを普通に聴けるなら、って前提が要るか)。基本的にバンド編成による演奏で、いかにも「辺境」な取っつきにくさが無いのは確かかも。
