観てみた。士郎正宗原作、押井守監督によるアニメーション映画。08年公開。
身体を機械化され、電脳をネットに接続する能力を持った対テロ特殊部隊・公安9課。リーダーである草薙素子は、そうした自らの存在に対し不確かな感情を抱いていた。そんな時世界的ハッカー「人形使い」が現れ、9課は彼を追い求める。ある夜担ぎ込まれた女性型義体は、自らを「人形使い」だと名乗り…という内容。
本作は95年に公開された「攻殻機動隊」にCG映像を加え、音声を改めたリニューアル版。印象としては、後年公開された続編「イノセンス」との親和性を高めた感じか。…個人的にはその辺のテカテカCGが好きじゃないので、どんなもんかなと。
でも久々に観た本作は(95年の劇場以来か)、非常に楽しめてしまった。…まあそれは多分、(イノセンスも勿論そうだし)一連の「SAC」シリーズでキャラ自体に対する思い入れが出来ていたからかもしれない(「もとこー!!」とか大ウケ)。各メディア間で比較してしまうと本作が一番スケール感無いけれど、いい作品だよ。
2009.08.30
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