観てみた、宇木敦哉制作によるアニメーション作品。09年公開。
「怪獣」と呼ばれる不思議な生物が出現する様になった。ユキは同級生の少年テツが、「センコ」と名付けられたその生物を連れている事を知る。一方同様の生物を飼う少年シュウが彼らの前に現れ、戦いが始まってしまう。人質に取られてしまうユキ、彼女を助ける為にセンコはシュウへと向かっていくのだが…という内容。
本作は、宇木氏のほぼ単独による制作という事で話題になった。まあこの手の(非アート系とでも言うか)アニメに関してそうした体制は前例が無い訳でもないのだが(新海作品とかな)、それでも凄い。…個人的には「絵」そのものにピンと来たので、個人が全部を担当しているというのは、それだけ密度が高い訳でうれしい。
内容的には最初のプロモを見た時思った、「セカイ系トトロ」そのもの。更に思った以上に「なるたる」だった(そういや宇木氏はアフタ出身なんだっけ)。…作画センスの良さに比して編集のオフビートさが問題に挙がる様だが、それもまた良し。
2009.10.28
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