2010.09.23

「Radios appear」RADIO BIRDMAN

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聴いてみた、オーストラリアのパンク・バンド。1977年発表。

「レディオ・バードマン」は1974年結成の、豪州では極初期から存在したパンク・バンド。米ミシガン州の出身であるギタリストのDeniz Tekが中心人物だったお陰で早くからいわゆる「デトロイトパンク」、MC5やThe Stoogesの影響下で活動して来たという事らしい(…尚余談だが、Tekは現在外科医を生業としているとか)。

で、本作は彼らの1stアルバム。感覚としては確かに上記の通りデトロイト的なパンクなのだが、豪州らしく(?)ガレージテイストや、ハードロックからの影響も感じさせ面白い(特にBlue Öyster Cultに関してはカバーもしている)。…だからか、デトロイトパンクというと個人的にはイギー・ポップがアギャギャギャ喚いているイメージなので、いや案外落ち着いた大人の雰囲気があるじゃん、とか思ったりして。

…その後バンドはイギリス進出や2ndアルバムを発表するも、時流に乗れず解散してしまう。が、近年再びメンバーが集結しアルバム制作も行っているとの事。
posted by ぬきやまがいせい at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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