観てみた。粟津順原作、脚本、監督によるCGアニメ映画。2010年公開。
2047年。地球は「FOS」と名付けられた謎の敵からの攻撃を受け、人類の大半が死滅してしまう。軍は僅かに残った戦力で、敵本拠の小惑星を破壊する最終作戦「プランゼット」を発動させる。それは、地表が無防備になってしまう危険な賭け。戦闘員の明嶋は妹の身を案じ、火星への脱出を指示するのだが…という内容。
えーと、ロシュの限界がどうとか。まあそれはいいんだけど、前作「ネガドン」同様に本作もだいぶクリシェチック。…ネガドンがそのお陰で作品がコンパクトにまとまり、見せたいものを素直に見せるという良方向に作用していたのとは逆に、本作では残念ながら内容の冗長さもあって、余り上手くいっていない感じがするかな。
それでもCG映像は相変わらず迫力があって良いので、単純に尺の問題という気もする。だから戦術機みたいなロボや富士山モンスター?でもいいんだけど、小松崎茂先生的「レトロフューチャー」感のあるシンプルな作品が観たいかなと。
2010.11.20
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