観てみた、りんたろう監督によるCGアニメ映画。2009年公開。
父親に貰ったペンギンコートに身を包んだ少女・ココ。彼女は今は亡き父の「ペンギンと空を飛んだ」という言葉を胸に暮らしていた。ある夜彼女はゴブリンの子供・チャーリーに連れられて、異世界にある彼の村へと辿り着く。彼女は村人達を苦しめる悪の帝王を倒すという、伝説の勇者として迎えられたのだが…という内容。
りん監督は80年代に「幻魔大戦」や「銀河鉄道999」といった、大作アニメ映画の制作者として名を馳せた人物。まさにアニメブームの立役者的な存在である筈なのだが、近年は意外な位取り沙汰される事がない様に感じる。まあ松本零士関連アニメだと(良くも悪くも)原作者の方が前面に出て来るし、仕方ないのかな。
本作は3DCGによる子供映画で、まさにピクサー作品辺りを狙った内容。個人的には硬派な印象のあるアニメ会社「マッドハウス」が制作している辺りが興味深いのだが…そういやI.G.も、「ホッタラケの島」って同傾向のCG映画を作ったな。
2012.03.08
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