観てみた、片渕須直監督によるアニメーション映画。2009年公開。
昭和30年代の山口県。豊かな自然の中で暮らす新子は、祖父の影響で千年昔の姫様の生活を鮮明に思い描く空想力豊かな少女だった。そんなある日東京から貴伊子が転校して来る。最初は周囲と馴染めない彼女だったが、新子の橋渡しで友人も増えていく。そうして川を堰き止め、皆で作った小さな池に…という内容。
小規模公開から口コミで評判が広がり、ロングラン上映を成し遂げた作品。筆者も名前は知っていたのだが、キービジュアルを見てジブリか?、と。…まあその印象自体は全く間違っていなかった訳だけれど、監督が実は「アリーテ姫」の人だと聞いて成る程(前作も最初は、東京都写真美術館の限定公開だった筈だよね)。
構成の複雑さから純粋な児童向けではないと言われる本作だが、筆者はその点以上に台詞の余りの聴き取りにくさ(方言や声優の発声、音量等々)の為に、内容がサッパリ把握出来なくて参った。…雰囲気自体は非常に良いのだけどねえ。
2012.07.18
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