2017.05.08

この子の七つのお祝いに

観てみた。岩下志麻主演、増村保造監督映画。1982年公開。

幼い娘に向かって自分を捨てた夫への復讐を唆す女。そして35年程が過ぎ、ある女性が刃物で惨殺された。ルポライター母田は、謎の女占い師の件で彼女を取材する筈だったのだ。だが彼もまた何者かに殺されてしまう。それは友人の新聞記者・須藤から、ゆき子というバーのママを紹介された後で…という内容。

原作は斎藤澪による第1回横溝正史ミステリ大賞受賞作、そして本作は増村保造監督最後の映画でもある。80年代の角川映画という事もあって、過去からの因縁や不気味な象徴殺人といった金田一耕助風要素を踏まえているのが特徴。

また岩下志麻と岸田今日子の二大女優の存在感から、トラウマ的怖さを残すという評判も聞くけれど…劇中で見られる岩下の「○ー○ー服(伏せ字)」姿は、違う意味で怖すぎる。まあそうしたあれこれもあって個人的には余り真面目に観られない作品だが、何とも空虚感漂う結末は確かに日本的ミステリの成果かもしれん。
posted by ぬきやまがいせい at 23:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
幼少期に見てマジモンのトラウマになりました。岸田今日子がテレビに出るたびに「ああ、あのキ○○イおばさん…」と思ってました。
Posted by はこ at 2017.05.10 23:56
まあ岸田さんはこの映画に限らず
怖いと言われたら普段から怖いですからなあ…

あ、でも「砂の女」は
原作よりはまだ親しみの湧きそうな感じでした。
Posted by ぬきやまがいせい at 2017.05.12 16:58
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