2017.06.13

不良少女モニカ

観てみた、イングマール・ベルイマン監督映画。1953年公開。

陶器店で働くハリイは「不良少女」モニカと付き合っている。お互い家庭環境に恵まれなかった2人は、モニカの家出とハリイの解雇を機にモーターボートで船出した。夏の海で気ままに戯れる彼らだったが、そんな暮らしもやがて行き詰まる。結局街に戻った2人は、モニカの妊娠もあって結婚するのだが…という内容。

ヌーベルバーグの監督達に絶賛されたという、同監督の出世作。ただ内容自体は後の観念的作風と違い、当時の若者像を鮮烈に切り取った青春物となっている。とは言うもののその一方で、最近の若い夫婦の育児放棄による悲惨な事件等を想起させられ、普遍的な社会的問題を描いた作品でもあるのかもなあと。

「少女」という言葉の持つ儚げなイメージからは正直、モニカの存在感はかけ離れている気が(Dave Mustaine似だけどもっと貫禄ある…)。それでも破滅的な恋愛映画として、後の作品に色々影響を与えているだろう事が窺え興味深い。
posted by ぬきやまがいせい at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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