2017.07.09

クロノス

観てみた。ギレルモ・デル・トロ脚本、監督映画。1993年公開。

かつて錬金術師/時計師の手で製作された、甲虫型の精巧な機械「クロノス」。天使像の中に隠されていたそれを発見した骨董商ヘススは、再び作動した機械の針先に刺される。やがて彼の肉体は若返ると共に、人の血を欲する様になってしまった。変貌するヘススを前にした、妻と孫娘のアウロラは…という内容。

デル・トロ、メキシコ時代の初監督作。闇と異形やそれを見つめる少女というダーク・ファンタジー的な題材は、後の「パンズ・ラビリンス」に結実すると思われ興味深い。まあオタク的には「パシフィック・リム」での日本のアニメ/漫画からの影響に反応してしまうけど、監督本来の中核はやはりこういう辺りなんだろうな。

思ったよりしっかりした内容である反面、見せ場皆無で退屈なのは初監督作だからか。それこそヘルボーイやパシリムでサービス精神を発揮できる様になったのは、その後キャリアを経て身に付けた「したたかさ」という外装なのかもね。
posted by ぬきやまがいせい at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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