観てみた、スティーヴ・セクリー監督映画。1962年公開。
地球全土に流星雨が降り注いだ翌日、それを目撃した人々全てが失明していた。更に自由に移動して人を襲う、殺人植物「トリフィド」が大繁殖を始め、文明は瞬く間に崩壊してしまった。一方眼の治療中だったメイスンを始め、孤島の灯台で暮らす生物学者のグッドウィン夫妻達は、危機を免れたのだが…という内容。
原作はジョン・ウィンダムのSF小説。原作は別れ別れになった主人公がヒロインを探す、「君の名は」(古い方)みたいな話なんだけど…文明論的な問題提議も含んでおり、そのまま映像化するのは少々冗長になりそう。なので主役を2人に分けて、判りやすい解決に着地する映画は、意外に悪くないんじゃないかな。
原作では流星とトリフィドになんの関係もない(!)ので、多少関連を持たせているだけで充分印象がいい。しかし電流柵だの音に反応するだの…(思った以上に)本作はゾンビ物のルーツだな。冒頭はまんま「28日後」が借用してるし。
2021.11.23
人類SOS! / トリフィドの日
posted by ぬきやまがいせい at 03:13
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| 映画
これも原作とは違っていて、元は球根に短い脚が生えて
てっぺんで鞭みたいな触手を振り回す感じのデザインなんですよね。
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRCCiThO7KBWuENP6sgIe72efV4i-Bhz4gGNg&usqp=CAU
映画版はなんだかクトゥルー神話の、
「イースの大いなる種族」みたいな感じになった気がします。
https://m.media-amazon.com/images/I/71IX+aUcw7L._AC_SX385_.jpg
まあクトゥルフがーとか、SAN値がーとかばかり言うのは
ニワカ臭すぎてお恥ずかしいのですが…