2022.03.03

ウィンチェスター銃'73

観てみた。J・スチュワート主演、アンソニー・マン監督映画。1950年公開。

稀に見る出来栄えで、ある町の射撃大会で賞品になった名銃「ウィンチェスター・ライフル」。だが優勝したリン・マカダムは、その際勝負を争ったダッチ・ヘンリーに、手に入れた銃を奪われてしまう。リンが彼を追う一方でそのライフルは、賭博で負けたダッチが手放してから、持ち主を次々に変えて…という内容。

そのライフルが「西部を征服した銃」とも呼ばれた「M1873」で、拳銃における「コルト・シングル・アクション・アーミー」と共に、西部劇を象徴する様な存在だ。10発もの装弾数に、レバーアクションによる手動連発式。センターファイア実包の採用という先進性は、拳銃弾を使用した低威力すら補っていたのだろうな。

とは思うものの現在の感覚では、そんなありがたがるような銃?、なんて思ってしまったり。まあ実在銃がテーマな事自体珍しいし、数奇な運命の銃に翻弄される人々を描いた、異色の西部劇…という着想からして、実際良いと思う。
posted by ぬきやまがいせい at 22:00 | Comment(0) | 映画
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