2024.01.24

SLEEP / マックス・リヒターからの招待状

観てみた、N・ジョンズ監督によるドキュメンタリー映画。2019年公開。

1966年、西ドイツのハーメルンで誕生した作曲家「Max Richter」。彼が構想したのは深夜の野外空間で、8時間半にも渡って繰り広げられる「Sleep」というコンサート。本作は各地で行われた演奏を軸に、Richterのインタビューや関係者・観客の様子を交えて、コンサートの模様を伝えるものである…という内容。

ポスト・クラシカルと呼ばれる音楽で、感じはアンビエント/ミニマル系。観客は自由に出歩いても、眠ってしまってもよい事から「Sleep」なのだが…画期的ですごいみたいな事になってるけど、Satieの家具の音楽や、EnoのMusic For〜シリーズとそう変わらない気が。長さもVexationsの方が10時間長いし。

つうか作曲者の話す言葉がいちいち意識高くて、うへぇってなる。環境問題に目敏くて無農薬野菜ばかりモリモリ食ってそう(偏見)。…まあ現代音楽に関して俺はあんなのとは違うぜ、みたいな発言がぶっちゃけ癇に障ったんだけどさ。
posted by ぬきやまがいせい at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック