観てみた。ジャック・レモン主演、B・エドワーズ監督映画。1962年公開。
宣伝部で働くジョーは、仕事相手の会社秘書・カーステンと出会う。やがて交際が始まって結婚、一女をもうける2人。だが元々酒量の多いジョーの勧めで飲酒を始めたカーステン、夫婦共々アルコールに溺れる生活を送る事に。酒の為に仕事も失ったジョーは、妻の父親の許で心機一転を図るのだが…という内容。
これもタイトルだけ知っていた映画だけれど、先日アニメ「バーテンダー」で名前が挙がっていたので、観ておくかと。…そちらでネタにしていたのが「アレキサンダー」で、チョコ好きの嫁に薦めたせいで破滅のきっかけになったカクテル。
本作はアルコール依存症の悲惨さをこれでもかと描き、類似作「失われた週末」にあった甘さすら吹っ飛ばしている。ジャック・レモンが狂気じみた熱演を見せてくれているけど…個人的には娘が可哀想だなって。バーテンダーを見てアレキサンダー飲みたい、と思った直後にこれを観たら、そんな気も吹っ飛んだ。
2024.05.10
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