2024.05.13

愛のメモリー

観てみた、ブライアン・デ・パルマ監督映画。1976年公開。

1959年。資産家のマイケル・コートランドは妻・エリザベスと娘のエイミーを誘拐された際に、警察の指示で偽札を犯人に渡した事から、妻子を喪ってしまう。そして16年が過ぎて、彼はイタリアのフィレンツェで亡妻と瓜二つの女性・サンドラと出逢う。運命を感じたマイケルは、彼女と婚約をするのだが…という内容。

これもタイトルだけ知っていた…と言うか、松崎しげるの歌じゃん。そちらは本作が日本公開された翌年のリリース。なので恐らくは本作から借用されたものと思われるけれど、日本ではやっぱり松崎しげるの熱唱の方が有名だろうな。

本作はデ・パルマ監督初期の作品で、ヒッチコックへの耽溺ぶりがつとに語られるところ。なのでロマンチックなタイトルとは裏腹に、サスペンスフル。同監督らしい技巧的なカメラワークや、映像表現で楽しめるけれど…少々物足りない印象がするのは、しげるの歌がないせいか。美しい人生よ〜 限りない喜びよ〜
posted by ぬきやまがいせい at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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