2024.07.05

クワイエット・プレイス

観てみた。ジョン・クラシンスキー主演、監督映画。2018年公開。

地球上各地に、人々を襲う謎の怪物が出現する。怪物は音に反応し、僅かな物音を立てただけで命の危険に身を晒す事に。アボット一家は人里離れた一軒家で、沈黙を守りつつ日々を送っていた。ところが幼い末子が、未熟さから絶命。失意の一家に対してその後も、怪物の脅威は終わる事なく続き…という内容。

音を立てると襲ってくる怪物、という点だけ見ると「トレマーズ」(1990年)と大差ないけれど、本作は無音の生活を続けないとならないシチュエーションが結構ユニーク。作品にある種、荘厳な雰囲気を醸し出して、期待させるのだが…

かなり無理があるというか都合のよさばかり目に付いて、「〜するべきでは?」というのが幾つも思い浮かぶ。ツッコミ待ち映画になってしまっているのはなあ。日本の観客は比較的厳しい意見が多い中、父親の自己犠牲愛で米国の批評家大絶賛なのかな。もしかしたらこれが噂に聞く、「全米が泣いた」映画かも。
posted by ぬきやまがいせい at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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