観てみた、シドニー・J・フューリー監督映画。1981年公開。
ロサンゼルスで一男二女の子供達と暮す女性、カーラ・モーラン。だが彼女は度々、姿の見えない何者かにレイプされるという問題を抱えていた。その現象は子供らも知覚しているのだが、精神科医からは幻覚と診断される。そんな時心霊を研究する学者と出逢い、本格的な解明が始まったのだが…という内容。
実在の女性、ドリス・ビザーに起きた現象を題材にしたホラー映画。一種の「騒霊」だが、有名なトビー・フーパー監督の映画「ポルターガイスト」の公開は翌年。本作はむしろ(当然?)、エロティックな描写の方が話題になっていた。
当然CGは利用できないので全部物理SFXだが…本作では目に見えない幽霊の「指」を表現する為に、噴射空気を当てて女性の胸を変形させたそうで結構感心する。本作は怖いと言うより、あまりにも迷惑で気の毒になってくる(バン!バン!バン!という音がまじうるさい)。…でも思ったより面白い映画ではあった。
2024.07.18
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