観てみた、ポール・W・S・アンダーソン監督映画。1997年公開。
海王星付近で消息を絶った宇宙船「イベント・ホライゾン」号。その7年後再び姿を現した同船を調査する為、開発者のウェアー博士が出発する。ミラー船長始めクルーが同船に乗り込むと、爆発が起きて救助船が破壊されてしまう。どうやら同船は超光速航行により、異次元の闇に行って来たのであり…という内容。
宇宙船内を舞台にしたSFホラー。と聞いたらまず、「エイリアン」を連想するけれど…そちらは勿論「惑星ソラリス」や、「ヘルレイザー」等の要素がごった煮になった感覚。要するに古典的な幽霊船話なのだが、(ゲーム原作映画がお得意な)同監督らしく騒々しいノリのお陰か、結構カルト的な人気が出たらしい。
もし「地獄があるとしたらどこにある?」、という答えが「事象地平線の向こう」って着想は、個人的には結構アリだと思うんだけど。「回路」っぽいし。…なのでどうせやるなら本作みたいに騒がしくでなく、Jホラー的な感じがよかったな。
2024.07.21
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