2024.07.29

哭悲 / THE SADNESS

観てみた。ロブ・ジャバズ脚本、監督映画。2021年公開。

「アルヴィンウイルス」と呼ばれる、新型感染症が流行中の台湾。ある朝ジュンジョーは同居中の恋人・カイティンを職場に送った後、街中の異変に気付く。どうやらウイルスに感染した人々が暴徒化し、次々に暴行・殺人を犯し始めたのだ。ジュンジョーはカイティンを救うべく、彼女の許へ向かうのだが…という内容。

台湾製作のホラーだが、本作が初監督のジャバズはカナダ出身。ゾンビと言うか、ウイルス感染者が暴れるクレイジーズ系。しかも性的な方面でも常軌を逸してる辺り、やりすぎなゴア描写と共に不快度の高い作品となっている。

ただ紛れもなくタガの外れている、これはヒドイとしか言えない内容は、ホラー作品としてかなり質が高いとも認めざるを得ない。特に凶暴化し「黒目」になった感染者が、ニヤニヤ笑うんだけど…それがみんないい顔してる。こういう辺り(カナダの人が監督していても)台湾と言うか、アジア系ならではの味じゃないかな。
posted by ぬきやまがいせい at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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