観てみた、ホルヘ・グロウ監督映画。1974年公開。
ロンドンで骨董屋を営むジョージは、バイクを交通事故で壊されエドナの自動車に同乗する事に。彼女の姉の住む村では、死んだ筈の男が何故か姉の夫を殺害していた。どうやら原因は超音波発生機の実験にある様で、次々に墓場から死体が蘇って人々を襲い始めた。だが警察はジョージを疑って…という内容。
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(1968年)の模倣作ながら、日本で最初に公開されたゾンビ映画は本作だとの事。今観るとこじんまりした内容だけど、カラー映像で臓物をモリモリ食べたりして当時はかなり画期的だったのでは。
個人的には主演のレイ・ラヴロック(マクロスに出て来そうな名前)が、レザーのコートでバイクに乗る姿がカッコよくて好き。旧ミニで英国の田舎を走る映像も素敵で、むしろゾンビよりも注目点かも。…とは言え極初期のゾンビ映画ながら、描写的にはかなりな気持ち悪さがあって、仲々よいのではないでしょうか。
2024.08.07
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