観てみた、G・グルニエ監督によるドキュメンタリー映画。2021年公開。
1960年代ロンドン。「イーリング・クラブ」には米国ブルースに影響を受けた若者達が集まり、戦争後の新しいロック音楽が花開いていた。The Rolling StonesやCream、The Whoをはじめ「ブリティッシュ・ロック」の中心地となったライブハウスを、関係者インタビューや当時の映像により振り返る…という内容。
この切り口で最大の大物は勿論ストーンズだが、(当時映像はともかく)流石に現在のミックやキースが出てくれる訳ではない。その代わり?に(Pretty Thingsでお馴染み)Dick Taylorが登場して、初期ストーンズについて語ってくれて驚き。…本作は英ロックのレジェンドが多数出演しており、一見の価値がある。
面白いのはインタビュー出演者にしばらく喋らせておいて、その人の名前紹介の字幕を後になって出す辺り。だれだよこのジイサン…と思ったら、〇〇かよ!というのが何度もあって、英ロック好きにとっては仲々に心憎い演出だと思う。
2024.08.31
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