2025.02.26

「The 5000 spirits or the layers of the onion」THE INCREDIBLE STRING BAND

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聴いてみた、スコットランドのサイケ/アシッドフォーク・バンド。1967年発表。

1966年に1stアルバムの発表をしたものの、一旦は解散した「ザ・インクレディブル・ストリング・バンド」。その後、Robin Williamson(g,p他)とMike Heron(vo他)のデュオとして再結成され、翌年リリースした2ndアルバムが本作。

前作での主に伝統的なフォーク音楽から、サイケデリック・フォークやアシッド・フォークへと音楽性を発展。同時代的なヒッピームーブメントとも呼応して、アメリカでも高く評価された。…当時流行っていたシタール等を採り入れており、英国のフォークという感覚で聴いていると、余りのスモーキーさにむせてしまう。

無国籍フォーク…と言うよりは、移動民族的な自由さと横断性が感じられるのではないかな。Paul McCartneyやDavid Bowieからも、高く評価されたそうだが…本作のサイケサイケしたジャケットを手掛けた「ザ・フール」という集団は、アップルブティックの建物にも壁画を描いたりしたそう。成程、当時っぽいねえ。

…で今回聴いたのは、廉価版5枚組CDのセット。

「Original album series」THE INCREDIBLE STRING BAND(2012年)

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まあ2枚くらいは既に持っていたのだけれど、それでも安かったので。
posted by ぬきやまがいせい at 02:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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