観てみた。山田涼介主演、三木聡監督映画。2022年公開。
日本全土を混乱に陥れた「巨大怪獣」が、謎の死を遂げた。ようやく平和になった事に人々が安堵したのも束の間、怪獣の死体が次第に腐敗を始め、内部ガスの膨張による爆発が懸念される事態に。事後処理を命じられた特務隊員・帯刀アラタは、怪獣・希望の死体がもたらす危機を回避する為に…という内容。
変化球の怪獣映画として面白そうな本作、ところが結果は大酷評。筆者も今更ながら観たけど…そうした評判に付け加える事は、特に無いな。本作が批判された際、比較対象だったのが某「シン」。本作公開後の同シリーズはそこまで…という感想だったけれど、それでも本作はやっぱり観るのがしんどかったわ。
因みに観ていて連想したのは、「ウルトラマン研究序説」でも「怪獣8号」でもなく、J・G・バラードの「溺れた巨人」。グロテスクにしてシュルレアレスティックなその小説に描かれた様なビジョンを期待しても、そりゃ無駄だった訳だなあ…
2025.05.18
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