6話目まで見た。…事前に聞いた評判からの想像からしたら、遙かに良いと思うんだけど。まあ実際、今いち話題になっていないというのは確かか。でも本作において新機軸として打ち出された要素に関して、個人的にはほぼ肯定的だな。
まず、1986年と2008年の2つの時点を往復する構成…というか、出来事の「因果関係」や「伏線の回収」を異なる時系列間で行うというのは、作劇的にかなり画期的だと思う(筆者恥ずかしながら映画・小説・演劇等で、類例を思い付かない)。わかりにくいといった批判ももっともだが、これだけでも結構おもしろい試みだ。
それから怪人のデザインモチーフに、「ステンドグラス」を採り入れている点。ぶっちゃけライダーの吸血鬼や狼男ネタよりずっと身を乗り出した。デザイン的にはこれまでではオルフェノクが最も優れていたと思うけれど、今回のファンガイアはアイデア面で一本勝ち。なんかキラキラしてて、ソフビ人形映えしそうじゃん。
内容自体はまさに「いつものやつ」なのだが、結構期待しようかなと思ってみたり。
2008.03.07
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック