2008.04.20

電送人間

観てみた、福田純監督映画。東宝「変身人間」シリーズの第3作。60年公開。

銃剣を凶器とした連続刺殺事件が発生した。新聞記者の主人公は、犯人の遺留品から見つかった特殊な電子部品からこの事件に興味を抱く。警察と共に捜査を続けるうちに、一連の被害者には戦時中のある部隊に所属したという共通点が判明する。それは物質を遠隔地へと「電送」する画期的研究だった…という内容。

本作を観て感じたのは、当シリーズの作品が後の「怪奇大作戦」の直接の雛形になるものなのだろうなって点。…戦時中の事件を起因とする「復讐譚」、高度な科学を悪用した「犯罪」。これらは、まさに怪奇大作戦のライトモチーフだよね。

主演が鶴田浩二というのは結構意外だったけれど、あんまり印象には残らない。逆に犯人役・中丸忠雄の不気味な存在感はいいのだが、復讐する側もされる側もまごう方なき悪党で、双方に感情移入できないからドラマの盛り上がりは今イチ。人物配置的に一考の余地があったかも。…特撮表現は仲々に素晴らしい。
posted by ぬきやまがいせい at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮
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