2007.08.23

さよなら絶望先生

7話目まで見た…ふいい。

実は筆者、久米田作品は今まで殆ど読んだ事がないのだよね…恥ずかしながら。そのせいでどうも噂や評判からのイメージばかり先行していたのだが、今回アニメ版とは言え作品に触れてみて成る程と。

まあアニメ版はやはり正直なところ原作どうこうより、新房監督の近作として一連の流れに位置づけられるものと認識。小ネタや演出面で、「ぱにぽに」において完成された手法の応用と見て間違いないだろう。その点について賛否ありそうだけど、本作に関してはハマっている。

ちょっといいのが大槻ケンヂの主題歌で、この人はアニメや特撮(…そのままか)に関わる事は以前より多くあっても、どちらかと言うと存在自体の「違和感」を求められての起用だった気がする。本作のOPは、昭和の文芸誌を模したかのような映像とも相俟って、なかなか刺激的。
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2007.08.22

ぽてまよ

4話目まで見た。

この作品、自分は原作漫画自体は読んだ事ないんだけど、作者の過去作なら知ってるな…いわゆる「成年向け」。言われてみると成る程って感じで、そういや筆者の知ってるような作品も、本作に通ずるような雰囲気があったかもしれないな、てな風に思い起こしたりなんかして。

で本作も、いわゆる「萌え4コマ」って範疇の作品に違いないだろうし、アニメ作品としてもそこから変に外れたりしていないのも、まあ確か。…ただ個人的な感覚としては、本作と同傾向の作品みたいな「あざとさ」が伺えるような系列の作風であっても、意外に不愉快に感じないのがちょっと面白い。具体的な要素として、本作のどの辺りが違っているのか…

ぽてまよのキャラが、「キャラ」と呼ぶには脊髄反射的と言うか…まさに動物だし。その辺で正直怒る気にもならないって事はあるかも。
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2007.08.20

もえたん

6話目まで見た。まあ6話は、総集編だった訳だが…

懐かしいなあ…と思うのはこの原作の本が出版された時分が、ようやく自分にもネット環境が整った頃だったもんで。原作本のネット上での盛り上がりが、多分筆者が初めて体験したいわゆる「祭り」というものだったかもしれない(…大体同時期に流行ってたのが、例の「D・V・D!」)。

でも自分自身が書店で原作本を買った記憶が無いので、確か友人に当時店頭品薄だった本書を見付けて買っておいてもらったはず。助かったなあ…とか言う割に、結局未だににこの本通読してないんだよ。

まあそんな話はいいか。本作アニメ版は、ライバル的存在の登場や背景関係等の要素を絡めて、案外真っ当な魔法少女ものの体裁を整えている。…逆に特徴である「英単語」に関する要素が希薄になってしまっているのも確かで、それも正直良し悪しだな。いや、エロけりゃ別にいいか…
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2007.08.18

バッカーノ!

4話目まで見た。

題材と言うか、舞台設定は結構珍しいかも。1930年代、禁酒法時代のアメリカというと思い浮かべるのは、デ・パルマ監督の「アンタッチャブル」あたりか。…でも本場アメリカであっても映像ジャンル的には、決してメジャーなネタではないんじゃないかな。そういう意味ではすごい気が。

まあ原作はラノベだけあって、「不死者」や「錬金術」を巡る闘争が描かれている。ただ本作で特徴的なのは時系列に関する演出で、複数の時点や場所における人物の行動が前後する形で進行する。…言っちゃえばまあ要するにあれよ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」。

あと個人的にギョッとしたのが、暴力・残酷描写のエグさ。WOWOWノンスク枠と言えばフルメタTSRも結構キツかったなあ、とか思い出したり。…シャッフルみたいに、エロじゃないと15禁にゃせんのかね。
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2007.08.17

炎の蜃気楼(ミラージュ)

5話目まで見た。

本作は5年ほど前に、CSのキッズステーションで放映されたTVシリーズ。今回東京MXでの放映が始まったので、いい機会だから見る事にしてみた。…というのも自分がこの作品に興味を持ったのはコミケの女性向けジャンルで、それこそ長年に渡って支持されて来た事を知ってから。

原作はコバルト文庫で40冊もの刊行点数を誇る、伝奇小説のシリーズ作品。…まあジャンル自体は「やおい」とか「BL」なんて言われる物だけに、自分なんかがそうおいそれと接する事は出来なかったので、今回アニメ版が気軽に見られるというのは、ちょっとばかり有難いかも。

内容的には、戦国時代の武将が現代に転生して悪霊達を調伏する、というもの…マジか。いやこりゃ、完全に予想の斜め上だな。どうなる事やらと興味津々なのだが、なんか矢島晶子声の女の子が面白いな。
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2007.08.14

School Days

4話目まで見た。…なんか意外に真っ当な恋愛ものだな。

自分に関して原作のゲームの内容に対する知識は、それこそ「修羅場流血スプラッタ」みたいな感じだったもんでな。…筆者、オーバーフローのPCゲームは「妹でいこう!」をやったきりなんだっけ。流石にだいぶ以前の作品だし、本作とは系列がちょっと違うみたいなので(なんかよう知らんが、ここのゲームは作品を跨って濃厚な血縁関係が存在するらしい)。

本作アニメ版は現時点まで見る限り、なんだか「恋愛ハウトゥー」ものみたい。昔の外国製青春映画だと、こんなのよくあった気がするなあ…なんて(映画に限らず、ちょっとエッチな青春ドラマってやつか)。

しかし改めて言うのも何だが、やっぱり女性キャラのネーミングが面白い。「世界」「言葉」「心」…と、世を形作る基礎となる構成要素を名前に持つ訳で。何かしらの「本質」に迫る物語というものを期待してしまう。

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2007.08.13

スカイガールズ

4話目まで見た。

…まあツッコミどころは色々あるのだけれど、某犬監督のメカエッセイみたいに妙に大人げないのもどうかと思う訳で。そもそもデザイナーの持つ世界観があって、そこにストーリーを添わせたというのが当作品にとっての本質だろう。そういった要素を、端から無視するにもいかない。

ただ逆に、ソニックダイバーというガジェットに「見掛け」以上の魅力が乏しいのもまた確か。スマートなシルエットやディティールのメカメカしさは実際良いのだが、コンセプト自体は…外骨格型のパワードスーツに飛行に伴う変形機構を備えたもの、と簡単に説明できてしまうしね。

個人的には、やっぱウソ混じりでも「空力」要素は欲しかったな。人型になる必然に「手足が空気を掴み手繰り寄せる」、みたいなニュアンス(姿勢制御やマニューバで)があったらちょっと素敵だったかも。

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2007.08.11

CODE-E

4話目まで見た。

見ていて連想したのが、星里もちるの少年キャプテン連載作「危険がウォーキング」。ヒロインの特異体質がプロットの中心になっていて、それが物理的な危険を伴うあたり顕著な共通性が見られるかも。

ただそちらと比較すると本作は、体質的な特異性が主人公にとって深刻な悩みになっていて、見ていて結構しんどい。ヒロインが周囲の他人に対して作る心情的な「壁」が、作風の地味さと相俟ってどうも痛々しく感じられる。…でも逆にそれが「リアルさ」というか、近未来の学校生活に投げ込まれた「仮定」としての描写が丁寧な点は褒めてよい要素だと思う。

…しかし、ヒロインのルックス的な魅力の乏しさは如何ともしがたいな。本作の場合派手にしたら良いというものでもないだろうが、(性格的な反映を踏まえても)もっと媚びてよかったんじゃないかねえ。
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2007.08.10

ムシウタ

5話目まで見た。

これはつまりあれか、「甲虫王者ムシキング」なのか。アニメしか知らんけど「ローリングドライバー」とか「アースクエイクスロー」なんてなカッコよさげな技で相手をやっつけるという、バトル的なあれか(…そうなると、技解説の「ムシキング教室」みたいなコーナーが無いのはよろしくないな)。

…まあ実際には「蟲」に取り憑かれた人々が、その身に受けた力ゆえに社会的な弾圧を受ける話。ただ主人公が(立場上)その弾圧に回る側だというのはなかなか面白い。なんか変なコスチュームだけど。

蟲というものが、霊的な現象というより一種の「伝染病」みたいな感覚で人々に受け止められているというのも割と興味深い。幽霊みたいに茫漠としたものじゃなく、現実的な脅威として現に存在するのだから当たり前ではあるのだけれど…要するに、全部「蟲の仕業ですな」という事で。
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2007.07.28

ZOMBIE-LOAN ゾンビローン

4話目まで見た。

失礼な言い方かもしれないが、この手の作品としては意外なほど設定がよく練られていて驚いた。…特に「首の輪」ってのが結構面白くて感心する。死神どうこうもそうなんだけど、それ以上に人に付ける「目印」としては前後左右から見える割に、服装次第では隠れてしまう訳で。

ただ逆に本作の場合、キャラに関しては結構類型的な所に収まってしまってるんだけど。…原作者が2人組だというのは自分でも知ってる有名な話で、各人の持ち味があるとしたらそういう辺りなのかな、と。

確かに一方の作者の「ローゼンメイデン」なんかは喋って動く「ドール」という最初のワンアイデア以外は、キャラクターありきの作品だよねえ(アリスゲームとか…正直どうでもいいよな)。…それでも本作のヒロインが、自分を取り巻く環境や人間関係から一歩踏み出す描写は良い。
posted by ぬきやまがいせい at 20:09 | Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ

2007.07.27

BUZZER BEATER

4話目まで見た。

なんだこれ、いわゆる「第二期」ってやつだったのかよ。この前作となるシリーズは以前WOWOWで放映されたもので、本作は直接の続編に当たる。らしい。…というのも、筆者そちらの方は見ていないもんで。

しかし余りの不親切さにビックリだ。本作が続編だなんて、放送を見てるだけでは判らないし、てっきり数話分見逃したと思った(wikipediaをチェックして漸く理解した)。…まあ別の局に跨ってシリーズが続くってのは大して珍しくもないけど、大抵は都落ちっぽい雰囲気あるし(例えば地上波V局→U局のグラヴィオンとか、地上波→BSのガールズブラボーや蟲師とか…挙げたのはフジばかりだが枚挙に暇がない)…逆のパターンとはまた。

内容も、原作を中途半端に読んだ身としてはだいぶ意外だ。…ひたすらユルいバスケの試合が続いてた気がするんだけど…違ったかな?
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2007.07.26

ななついろ★ドロップス

4話目まで見た。

自分は原作ゲームは知らないのだが(因みにのいぢ原画のユニゾン製ゲームだと、忘レナ草だけはプレイした)なんつうか、最近の同傾向の作品のハイブリッドとでも言うか。まるでCLAMP作品(これはまあ勿論)か、介錯作品みたいな感じだなあと。…特になんなんだ、この介錯臭は。

王子様っぽいキャラこそいないけど、本作全体にみなぎるウサンクサさが何とも介錯。…でも内容自体はまるで、バトル抜きの無印「なのは」。今のところ初期のジュエルシード集めの話まんまだけど、これからフェイトみたいな存在が出る事もなさそうだし、そういう意味では真っ当だな。

それでものいぢデザインのキャラクターには、やっぱり「華」があるなと再確認。本作でも作画陣がそれを支えている。…でも「きらレボ」みたいに、キャラが急にデフォルメ等身になる演出は…どうもなあ。
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2007.06.12

トップをねらえ2!

見てみた。名作OVAの続編、全6話。宇宙パイロットを目指すアンドロイド少女ノノと、巨大ロボ・バスターマシンを操る能力を持つトップレスと呼ばれる少女ラルクとの出会い、そして迎える人類の危機を描く。

面白かった。…本作が「続編」である事は少なくとも間違いない訳で、そうした理由で賛否両論噴出するのもまた避けようのない事実。でも本作の場合言ってみたら「規模の大きなウソ」をつくため、旧トップをエクスキューズに用いたのでは?、と勘繰ってしまう(勿論いい意味で)。

だが旧作と比較すると本作は、どうも「陰湿」だなあと。旧トップが常に右肩上がりの陽性の内容としたら、2は起伏の激しい乱高下。更に感情移入しにくいラルクのキャラのお陰で、最終的なカタルシスも今一つ…

それでもノノは本当に魅力的なキャラクターだし、まさにノノという存在を成立させる為にこそ、本作は「トップ続編」でなければね。
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2007.06.09

攻殻機動隊S.A.C. Solid State Society

見てみた。「STAND ALONE COMPLEX」シリーズ、第3作となる長編OVA。

草薙素子少佐の失踪から2年、公安9課各員はトグサを隊長としてそれぞれの任務に当たっていた。そんな中亡命中の某国独裁者、及びその関係者が次々と自殺していく。その中の一人が残した言葉「傀儡廻」。それはどうやら、謎のハッカーを意味しているらしいのだが…という内容。

これは面白い。前作「2nd GIG」でも見られた、現在の日本で起きる社会的問題を、同作的な世界観の持ち味として変換する手法が、完成の域で提示されている(…正直謎解きとして見ても、完全に「やられた」)。

シリーズも3作目になって流石に新鮮さは薄れたものの、物語上のミスディレクションや、キャラの立場の微妙な変化で緊張感を保っている(タチコマ達の復活も素直に嬉しい)。…にしてもSACのバトーは、相変わらず車の趣味がいい(前回がランチア・ストラトスで、今回はGT-40か!)。
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2007.06.06

電脳コイル

4話目まで見た。…磯光雄って人が監督としてどんな作品を作るか、というのは非常に興味がある訳で。そういう意味では、実際にこうして放映された本作「電脳コイル」は、結構意外な作品だったのかも。

磯氏といえば、プロダクションI.G.でリアリズムに基づく超絶作画をするスーパーアニメーター、としたイメージがまずある…と言っても自分の知識では、旧劇場版エヴァで弐号機の作画を担当した人、という程度だが(やっぱ自分では、映像見て担当原画家を見分けるのなんかムリ)。

でもまあ、そうした過去仕事から抱いた印象からでは、本作の「電脳空間」+「駄菓子文化」(更にプラスして、ある種の「呪術」的表現)みたいな作風は正直予想外。…だからこそ面白いという話なのだけれど。

それにしても、毎回作画陣にすごい名前が並んでいて驚く。監督に必要な資質に「人脈」ってあるらしいけど、そういう意味でも磯氏は一流だ。
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2007.05.29

スカルマン

5話目まで見た。

「ヒーローもの」じゃなく、「怪人もの」だと思って見ればすんなり来るみたいだな。…まあ「主人公≠ヒーロー」という作品も過去には幾つかあった訳で(例えば「ダイヤモンド・アイ」や「アイアンキング」等)そういう系譜の一本と見ても、別に構わないだろうとは思う。ただ個人的に連想するのは、ガストン・ルルー作の小説やその映画化である「オペラ(座)の怪人」。

まさに「怪人」による「復讐劇」という内容が両作で合致するのだが、そういや「仮面」まで被っているね。今回本作で、実に出渕氏らしいデザインが見られてちょっと嬉しかったりするのだけれど…

現代的に手直しされた新デザインを見て、旧スカルマンが映像化の際に蹴られ仮面ライダー(バッタ)となったのは、規制や配慮がどうより「黄金バット」のパクリになってしまうからじゃないか?…と邪推してしまったよ。

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2007.05.28

ブレイブ ストーリー

観てみた、宮部みゆき原作によるファンタジー・アニメ映画。06年公開。

小学生の主人公ワタルは、転校生の少年ミツルに導かれるように異世界に足を踏み入れる事になる。彼の旅の目的は「家族」を取り戻す事。様々な人々との出会いを経てワタルは成長していくのだが、異世界で再会したミツルは魔導士として人々に脅威を与える存在だった…という内容。

…原作は未読なんだけれど本作を観た限りでは、正統的な異世界ファンタジーと言ってよさそうだな。「正統的」という表現が妥当か判らないけど、個人的にそれは(主人公にとって)異世界での経験が、ある種の「通過儀礼」となる構造を持つ作品の事だと思う。

主人公に成長を促す「特別な体験」の具象化がつまり「異世界」。…そして本作では「人との関わり」が同時に加わる。だからこそ(安直なようで決してそうではない)主人公の出した結論に「成長」を実感できる。
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2007.05.19

らき☆すた

6話目まで見た。誕生の正確な時期や作品を指摘するのは難しいと思うけれど、新聞連載作から辿るといわゆる「4コマ漫画」という形態は、戦前まで遡る事が出来る。…そういう意味では少なくとも、現在の(手塚治虫発祥とされる)「ストーリー漫画」より歴史あるものと断言してまずよいだろう。

だが逆にアニメ作品の原作としては、やはり少数派に属するのは間違いない。「サザエさん」のような特異な例外を別にしたら、現在の「萌え4コマ」アニメは、「あずまんが大王」をルーツ…というか直接の「起点」に持つ。

…なんてつい当たり前な事を書いてしまったけど、要するに今現在になっても方法論が未成熟だな、と。同傾向の原作のアニメ化としては、個人的に「ひだまりスケッチ」に見られるアプローチを支持するのだが、つまり何を「プラスα」するか(他媒体の原作と異なり「マイナスβ」は考慮の必要が無い)結局この1点を取捨選択するセンスに尽きるという事なんじゃないかな。
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2007.05.18

sola

6話目まで見た…多分。確認しようにも、OHPが不親切でかなわん。

本作は予備知識なしで見始めたのだが…最初は例によってエロゲ原作のアニメかと思った(キャラが七尾奈留だし)。でしばらく見続けてると、どっかの泣きゲ原作アニメのような気がした(原作、久弥直樹だし)。更に見続けるといきなりバトルが始まったもんで、てっきりガンガン系原作のアニメかと。…結局上記スタッフの名前を聞いて、色々納得したり。

…「ONE」や「Kanon」で、各キャラに好物の設定を用意する事を提案したのはこの人(久弥)らしい。本作でも「トマトしるこ」なる、謎のドリンクを登場させたりと相変わらずなご様子。でも流石に「好物設定」も飽和状態だから、架空の食物を用意するしかないって事なのかねえ。

全体的な印象は半分の話数を経過した今でも、何だか茫漠とした感じ。作品の雰囲気自体はいいんだけど、能登の若作りみたいな演技がどうもな…
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2007.05.15

怪物王女

4話目まで見た…バトルものじゃんかこれ。

事前情報として「萌え化怪物くん」みたいな話を聞いていたから、てっきりもっとユルい日常ドタバタを想像していたら…まあ、迫真の闘いを繰り広げているかと言われたら、別にそうでもないけれど。

だから個人的にはかなりイメージ的な落差を感じてしまったせいで、戦った敵が(モンスター相手とは言え)普通に死んでしまう本作の内容には少々抵抗があったりして。…でもそんな事情こっちの勝手な都合だから、徐々に慣れるしか無いって話だな。うん、トルメキア王家よろしく王族同士の血みどろの闘争劇というのも、それはそれで結構面白くなりそうかも?

…全然関係無い話だけど、「チェーンソー」ってイメージよりも案外切れないもんなんだよねえ。筆者丸太を切る機会があったんだけど、梃子を利用してガッチリ押し付けでもしないと、なかなか切れなかったなあ。

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