2007.04.03

名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌

観てみた、バーローの方のコナン劇場版第10作。06年公開。

コナンと毛利探偵一行は依頼を受け、テーマパーク側のホテルに赴く。そこで彼らは謎の人物により、腕に爆弾を仕掛けられてしまう。蘭達を人質に取られたコナンは、その人物が提示する「謎」を解く事を強要される。途中合流した平次らと共に、次第に事件の真相に迫る…という内容。

なんかこれこのアニメシリーズの、10周年記念作品らしい。…そう言われると確かに、様々な登場人物が一堂に会し賑やかな内容。その分内容がゴチャついて、筋を追いにくい気が。まあでもそれなりに楽しい。

ところが残念な事に光彦の声が大谷育江さんではなく、当時代役を担当していた折笠愛さん。これはこれで、ある意味面白い記録になったかも。…関係無いけど本作を観た直後、録画していたヘイヘイヘイSPを見たら松っちゃんが、「コナン録画してる」とかネタにしてて笑ってしまった。
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2007.03.17

ロケットガール

4話目まで見た。

「女の子をロケットに乗せる」ためのエクスキューズを、「重量問題」から得るというのは卓見だと思う。…これ一つでラノベ的な体裁が整った訳で、物語のアイデアというのがどういう風に繋がるか判らんもんだねえ。

でもそれだけじゃ正直、短編向きのネタなんだよな。自分は原作を読んでいないので、これからどういう風に展開するのか知らないのだが(…例えば固体燃料の触媒話みたいに、ガジェット要素で延々話を運んだりとか?)。まあ人間関係にシフトさせていくのが、順当なところか。

ただ自分も理工系の勉強を(多少)してたもんで、関数電卓の話なんかに反応してしまうんだけど…(いや、その辺は古傷だからほっといて)、なんか普通にラノベっぽいドタバタだと逆に安心してしまうよ。そういう訳で、案外面白い所を突いて来るので今後も期待、って事かな。
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2007.03.09

獣装機攻ダンクーガ ノヴァ

4話目まで見た。 自分は前作をそう一生懸命見ていた訳ではないので(ダンクーガに合体するまでが途方もなく長かったもんで、途中で見るのをやめてしまった…)、本作の続編なのか独立した作品なのか、現状ではどうとでも取れるという制作スタンスは逆に取っつきやすい。

だから自分の本作に対する印象は「ダンクーガ」であるか否かより、「バリアニメ」の新作って感じ。見ていると、あらゆる場面で「バリっている」もんだから、もう可笑しくて仕方ない。…ただちょくちょく発生する、スベったバラエティ番組みたいな微妙な空気はちょっと勘弁だけど。

面白いのは作品の問題意識が、明確に「911以後」を感じさせるところ。主役ロボの存在意義が、「紛争への武力介入」というのが斬新すぎ。…ただ「視点」を担うキャラが不明確なため、登場人物のその件に対する葛藤が曖昧なのが作品的に難点だが、なかなか悪くないかも。
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2007.02.27

Yes!プリキュア5

4話目まで見た。うん、おもしろい。…今回新シリーズの開始に当たり、内容に対しかなり大手術というか大鉈を振るった訳だけれど、案外プリキュアの「本質」みたいなものは不変のままなんだな。安心したよ。

本質と言っても、「女の子が悪をやっつける」とかいうストーリー上の構造的な部分ではなく、主人公の人物像(楽天的で前向きだったりの)や彼女達が生活する舞台や空間の雰囲気自体の事(…そういう意味では、学校が共学だったSSの方に余程違和感を覚えたかもしれない)。

その上で作品を積み上げる各部のディティールに、意欲的(?)な工夫が盛り込まれているのがいい。実際見て、単に人数を増やしてみました的な安易さが感じられなかったのは、素直に賞賛してよいだろう。

ただ、その分作画の乱れが気になってしまうのは少々残念。フリーハンドのラフさを強調した美術共々、後々妙な反発を生まなければいいなあ…
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2007.02.08

レ・ミゼラブル 少女コゼット

5話目まで見た。うーむ。

「世界名作劇場」の復活自体は、個人的にも非常にうれしく思う。実際自分も好きで過去の作品を色々見て来た訳だし、「家なき子レミ」の打切を最後にシリーズが休止されたのをひどく寂しく感じたものだから。

で本作は思った以上に、まさに「名作劇場」。…そりゃキャラデザの現代風への変更(…と言うか、キャラの顔が端々で妙にスクラン風になると思ったら、何だ同じ人がやってるのか)や、セルからデジタルへの移行を挟んだ映像的雰囲気の変化等、変わってないなどと言う気は流石に無い。でも大きな意味での「枠組」は、継承されてるんじゃないかな。

筆者は原作に関しては、児童向きに書き改められた物しか知らないのでよく判らないんだけど、本作の潔よすぎるエピソードの消化具合には結構びっくり。…こうなると逆に、ちょっと今後が楽しみかも。
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2007.02.07

のだめカンタービレ

4話目まで見た。 こりゃおもしろい、確かに。

…とは言え原作からして既に有名な作品だし、その上直前に実写ドラマ化までされているのだから、今回アニメ版で初めて本作に接するような筆者の感想など、きっと今更な話だって事なんだろう。

まあ、別にそんな妙に卑屈になったりする必要は無いか。…本作で最も興味深いのは、実は「クラシック音楽」を題材にしている点ではなく(今期偶然「金色のコルダ」という、同じモチーフを扱う作品が放映されているのは面白い)、「音大」という場所が舞台になっているところ。

単純にクラシック音楽のリスナーというだけではなかなか伺い知れない領域の上、演奏家の活動全体を俯瞰できるまるでミニチュア世界のようだ。…そう言えば筆者が以前いたバイト先に、音大の声楽科やトロンボーン担当の人がいたっけ、なんてな事をふと思い出したりして。
posted by ぬきやまがいせい at 19:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2007.02.06

がくえんゆーとぴあ まなびストレート!

4話目まで見た、成程ねえ。この作品は大月Pによる、ハルヒブームに対するアンサーだと感じた。…個人的にアニメ版ハルヒとは、「一風変わった(キャラの逸脱さ加減に話を限らず、世界観のSF設定を含む)学園物」である事、そして京アニによる「丁寧な作画」に最大の特徴があると思う。

そこで本作「まなび」だが、上記特長と大まかな部分で合致するのは確かだろう。主人公まなびはまるで邪気のないハルヒのようだし、ufo table作画陣による(時たま驚愕してしまう程に)上質の映像共々、全体像としての本作は筆者の感性にとって、正直ハルヒを凌駕すらしている。

と同時に、賛否両論存在するのは致し方ないとも思う。京アニが「原作準拠」を徹底する事により、内容的な批判を可能な限り受け流す発想なのに較べ、ufo作品は真っ向から対峙する姿勢を取る。だからこそ筆者は、本作を支持したいな。だって高校生に見えないって…ご褒美じゃん、それ!
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2007.02.04

月面兎兵器ミーナ

4話目まで見た。 思ってたより面白いな。

「電車男」TVドラマ版は…そんなきちんと見た記憶は無いけど(ミーナのOP映像くらいは保存しておこうと、録画した最終回SPには実は流れなかったという…)、まあ本作の内容自体には、さほど関わってもいないようなので別にいいか。それより、「TV局の内幕もの」としての体裁が面白い。

ドラマとしてはダウンタウン浜ちゃんが出演した「AD物語(だっけ?見た事ない)」等、それほど珍しくもない題材だとは思うのだが、アニメとしては案外異色。更に敵の出現動機や行動への、主人公との関連付けについても、バカバカしいながらも左程矛盾も無く筋が通っている。

ただ前述した経緯もあって企画自体に変な胡散臭さがあるのか、どことなく敬遠されているような印象が。気持ちはわからんでもないが、そういうのはちょっとだけ勿体ないかな。いや、無理には薦めないけれど…
posted by ぬきやまがいせい at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

Venus Versus Virus

4話目まで見た。

「ヴァイアラス」というものを、怪物とか妖怪とか幽霊みたいな(物理的・霊的とを問わず)ある種の「存在」としてではなく、人間間の「関係性」の象徴として眺めてみるとちょっと面白い。…即ちある「人物」の実在は、個人的な主観によって認識される。それがこの場合で言う「人間関係」。

ヴァイアラスとは、その対象を「知覚する能力」を持つ者にのみ「見える」。つまりその者とヴァイアラスとの、二者の間に発生する「関係性」…それが大前提と言うより、筆者が「本質」なのではないかと考える所以。

実際の世界でも、自分自身が与り知らない場所にこそ様々に大きな「社会的問題」が存在するというのは、誰もが考え知っている事実。そうした漠然とした、「知り得ない溝」に向けた不安の対象こそが「関係性=ヴァイアラス」なのではなかろうか、と(…うん、判ってる、多分考えすぎ)。
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2007.02.03

ひだまりスケッチ

4話目まで見た。これは何と言うか…「雑談アニメ」?

登場人物が「何かをした」という印象が全然無くて、ひたすら顔を突き合わせて「他愛もない会話をしている」感じ。…まあ美術系の高校が舞台という事で、そこで起きる出来事や関心事は当然そういった方面が中心になっているのだけれど。それも結局「会話のネタ振り」でしかないな。

小物や背景に写真を加工した素材を使ったり(コラージュ的技法)とか、グラフィックデザイン的な画面作りをしたりと、一応そっち方面への目配せは生きている。…と言っても、まあ添え物程度だしね。

それより面白いのは、時系列を遡る形で配されたエピソードの構成。ある回で触れられた出来事が、時間を戻し発端の形で語られ直す。おや?と思い、何かを連想するなと暫く頭をひねると、考え付いたのが…あれだ「メメント」(こうでないと本作の場合、まるで引っかかりが無くなりそう…)。
posted by ぬきやまがいせい at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

Project BLUE 地球SOS

4回目(2話分)まで見た。 小松崎茂というと、名前や画風はよく見知ってはいるけど、やはり更に前の世代の人って事になるんだろうな。直接あの作品が好きだった、この絵に影響受けた、みたいな接し方をした記憶が無いし。多分、オタク的な「パロディの元ネタ」のイメージが強いかも。

だから小松崎氏がイラスト以外に、こうしたストーリー性の強い作品仕事をしていたという事自体、本作の存在で初めて知った位。で、実際見た感想は…これってストレートにウェルズの影響下にある侵略SFものだな。ただやたら空中「要塞」とか、島に模した「要塞」なんかが出るあたり、押川春浪とか海野十三なんかの戦中作家によるSF作品っぽい。

とにかく丁寧な画面作り(緑がかった空が印象的な美術や、シックな人物作画等)に好感。スカイナイトのデザインが、センチュリーシリーズ…って言うかF-104ぽいんだけど、元からそうなの?(原作は昭和23年発表)。
posted by ぬきやまがいせい at 22:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2007.02.01

デルトラクエスト

4話目まで見た。

原作は結構有名な児童書のシリーズ作品で、漫画版がボンボンで連載もされているらしい。…まあ自分は今回のアニメ化で初めて知った口なんだけれど、何かえらい面白いっていう評判みたいだねえ。

まあでも流石に本場仕込みだからか、何の衒いも無い王道一直線の内容なのが潔い。…日本人が仮に西洋中世っぽい世界観でファンタジーをやると、どうしてもどこかしらに逃げの部分を作ってしまうものだし(オタクネタギャグとか…かのベルセルクですら、その例に洩れない)。

逆に言えば「遊びの無い」、ガチガチな作品とも言えるかも。…いい意味での茶目っ気があってもいいかな?、とも思うのだが、これはこれで充分作品の「個性」になっている。…現状では「面白い」というより「面白くなりそう」って期待感が勝っている分、今後に期待したいな。
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2007.01.31

セイントオクトーバー

4話目まで見た。

「ゴスロリ少女探偵」って、しかし…。しかもそれぞれ変身後の名前が「黒ロリ」「白ロリ」っていうんだから、ある意味本格的だ。

「ゴシックロリータ」をファッションの一環として採り上げたアニメ作品は過去に何本かあったと思うけど、フリルやドレープにリボンと、元々服装として装飾の多いのが特徴なのだから、流石に作画の手間的に大変そうだ。…あと黒なら黒、白なら白と色彩的にほぼ完全に統一してしまうのも、今いちアニメ向きじゃないな(実際アレンジというか、妥協しているものが多い)。

本作も「ゴスロリ風」ってだけで、実際のものには程遠いよなあ。…まあ別にそれが悪いとか言いたいんじゃなく、逆にどれだけ線を減らし色彩的に手を入れた上でも「ゴスロリ」に見えるかといった、一種の境界を探る挑戦に思えたりして…(アイスコーヒーはどこまでアイスry)。
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2007.01.13

千年女優

観てみた、今敏監督によるアニメーション映画。01年公開。

過去に一世を風靡した女優の許に、インタビュアーが訪れる。女優が語るところによると、彼女は少女時代に偶然出逢った運動家を慕い、彼との再会を果たすため映画界に身を投じたという。物語は彼女の出演した映画を振り返りつつ、戦国時代から宇宙へと広がる…という内容。

今敏って映画監督は「腕力の作家」だな、と思う。アニメーションとして最高水準の所に作品を置き、その上で「映画」として湧き出す表現を定着させる。一見すると作品はあくまで「小品」に止まるし、決して見栄えのするものではないけれど、だからこそ作家の作品を物にする「力」を感じる。

本作は昭和の時代を生きた女優の目を通し、「映画史」を通観させる所から始まって、一人の人間の「人生」に到達する。…万華鏡の様な映像から織りなされる作品は、「女優」という存在そのもののようだ。
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2007.01.04

ワンダフルデイズ

観てみた、韓国制作によるアニメーション映画。03年公開。

未来の地球。環境破壊とエネルギーの枯渇により人類は、管理された都市に住む選ばれた人々と、それ以外の集団とに分かれて暮らしていた。そんな頃、鉄壁の警備を誇る都市内部に侵入する者があった。彼は端末から情報を盗み出しいずこかへと去って行く…という内容。

んー、正直かなーりあり来たりな内容。…この手のお話は、アニメに限らず過去にそれこそ飽きるほど見てきた訳でねえ(元祖は例によってやっぱりクラークの「銀河帝国の崩壊」〜「都市と星」になるのかな)。

それでも本作における、映像的な試みはちょっと面白い。ミニチュアセットを組んで撮影したものを、人物アニメと合成したとの事。へえ、完全にCGだと思い込んでたよ。こうした「コラージュ」〜「デペイズマン」的手法は、カレル・ゼマンの一連の映像作品を連想させて興味深い。
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2006.12.30

アップルシード

観てみた、荒牧伸志監督による3DCG映画。04年公開。

世界大戦後の廃墟の中戦いを続けていた女性・デュナンは、戦後の世界を統べるバイオロイド(遺伝子操作による人造人間)達の街、オリュンポスに連れて行かれる。一見平穏そうな街で、彼女は襲撃を受ける。平和の影で、人類の存亡を巡る陰謀が動いていたのだ…という内容。

大筋で原作の1、2巻の内容を再構成した感じかな。ブリアレオスが物語冒頭でデュナンと再会する、という風に変更されているので、彼の行動の動機付けが当初つまびらかでないのは、原作読者としてちょっと面白い。

まあ内容は流石に今更感があるんだけど(原作でも持ち味の「過剰さ」が頂点に達するのは、3巻以降)、結構楽しめた。ランドメイトの搭乗シーンや、戦闘を見るだけで満足。…(細かい点だが)原作だと唐突に出て来る超技術ダミュソスが、最初からあるものとされてるのは無理が無くて良い。
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2006.12.07

劇場版 ああっ女神さまっ

観てみた、藤島康介原作漫画の劇場版アニメ映画。2000年公開。

ある日螢一と暮らすベルダンディの許へ、彼女の師・セレスティンがやって来た。彼は過去に天上界の禁忌を犯し月に封ぜられていたのだが、自らの理想を実現するため、ベルダンディの螢一に関する記憶を奪ってしまう。果たして、セレスティンの目的とは?…という内容。

一見した印象は、何だかすごく「天地無用!」っぽい。同じ所で作っているとは言え、スタッフがそう共通している訳でもないと思うんだけど…不思議なもんだな。まあ少なくとも、原作者の持ち味とは別のところにある。

そうした違和感に目を瞑れば、丁寧な作画や華麗なCGによる美しい映像が堪能出来る。…ただ今回観たのがNHK-BSでの放映で、それが光線の点滅や光量を大幅に抑えたもので、正直な話魅力大幅減。確かに致し方ないとは思うけど、こういうのは作品にとって不幸だよなあ。
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2006.11.28

奏光のストレイン

5話目まで見た。

ヒロインの髪型から、エンジェリックレイヤーのみさきち思い出して仕方なかった(髪色は違うけど)。…でも冒頭から急転直下の展開の連続で、ヒロインの容姿や立場に、境遇から性格までコロコロ変化していって驚いたよ(そういう意味で、初回に2話同時放送だったのは効果的だった)。

内容としては、ありきたりと言ってしまってはありきたりなSFなんだけど、ヒロインの立場的な危うさが実際面白い。それに向かっての対応を、「根性」って劇中では表現されるのだが、にしては虐められ方がやけに陰湿。その虐める側も、戦闘でアッサリ死亡ってのがまた何とも…

実際そうした下準備を踏まえて、第3話での出撃のカタルシスには結構なものがあった…久々に本当ゾクゾク来たよ。惜しむらくはあとちょっとだけ、ロボにメカとしての新奇さが欲しい。ほんと、あとそれだけ。
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2006.11.08

結界師

4話目まで見た。「結界」って言葉も、今や普通に使われるようになったのだなあ。多分いずれかのフィクション作品をきっかけに、現在のポピュラリティを獲得した筈だと思うけど、それって一体何だったのかなあ…?

元は仏教用語らしいので、何となく夢枕獏の小説あたりじゃなかろうかと想像するのだけど。でもひょっとしたらこの手の東洋的オカルティズムの用語・概念を一気にメジャーにした「帝都物語」かもしれない。

ちょっと調べが付かなかったから、この話はまあいいや。本作はそういう「結界」という概念が本来持つ「護る」という機能や役割を、登場人物の動機付けや行動原理に密接に結びつけていているのが面白い。

…主人公自身のイメージに反する「秘めた想い」みたいなのが、どことなく少年漫画的でない気がするのもちょっと不思議な感じ。
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009-1

4話目まで見た。

紺野直幸って人は、今後ずっと石ノ森作品のアニメ化に関わっていくのかね(…大きなお世話か)。どうせだったら例の「ギルガメッシュ」もやってくれてたら良かったのにな。完全に違う作品になってしまうか…

本作の原作「009ノ1」は読んだ事ないが、成程。連載は「漫画アクション」だったらしいけど、今回のアニメ版を見ただけで、そういう子供の頃に興味を持ちつつも、何か怖くて触れない「大人の漫画」って感じがしたよ。

内容的には、ただのダジャレだと思っていた「009」ってナンバーが、それなりに内容に反映していたので驚いた(改造スパイか…チェスティ・モーガンみたい)。…時代的に「プレイガール」と重なるので、その辺の関係がちょっと興味深いかも(連載の方が先だったのかな?)。
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