2005.10.29

エンジェル・ハート

4話目まで見た。

有名作品の続編ものとしてはかなりな大英断、というか荒療治(まさに)が施されているアニメだな。…本作の概要自体は事前に知っていたから、個人的には必ずしも驚きは無いけれど、原作の連載開始当初にはけっこうな反発的意見を聞いたのを思い出す(まあそれも致し方ないかな)。

その上でこうした思い切った決断に踏み切ったのは、掲載誌の性格(非少年誌…それに伴う、読者層の違いを見越してだろうか)、時間的経過による世界観の見直し(国際的な世界情勢の移り変わりは、作品性格上ある程度考慮しなければならない要素かも)、前作登場人物へのストラグル(葛藤…リョウなんて「完成され過ぎてしまった」キャラだしね)の付与が考えられる。

…監督自身も、こういった個性を抑えた仕事の方がいいと思うんだ。
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闘牌伝説アカギ〜闇に舞い降りた天才

4話目まで見た。

…何となくだけどここでは、「麻雀」「キャラデ」「ざわ…ざわ…」「古谷徹」を全部NGワード設定した上で、何が語れるか試してみたい(…原作知らないし麻雀も詳しくないから、正直語りようがなかったりするし)。

では本作を、「ピカレスク」物として読み解いてみようか。ピカレスク・ロマン(小説)とは、その名の通り「悪漢」がその悪行そのものにより名を成し、願望を果たすという物語の1ジャンル。古典的小説には割と見られる分野だが、後のノワール作品のルーツと考えられる。

本作もその変形と見られるが、主人公に一種秩序破壊者としての「トリックスター」的役割が加味されているのに興味を引かれる。…ただ、それにしてはアカギの人物像が、非常にナイーブに設定されている点が面白い。
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2005.09.27

苺ましまろ

4話目まで見た。

これでようやく、一通りの夏新番アニメが見終わった…(って、もう秋じゃ)。これも例によって原作は読んでいないんだけれど、事前に聞いていた評判含めて考えたら、案外悪くなかったんじゃないかなあ?

まあこの手の番組はやっぱり作画・声優が肝になるだろうし、そういう意味ではオッケーな部類でしょ(…多分。あんまり詳しくないので、断言するのもアレだけど)。内容面もなんだかんだ、結構楽しめるしな。

…で、ジャーマンロックネタってのはどこに出てくるの?(「プライマルスクリーム」と「レッドホットチリペッパーズ」の名前は聞いたが)。

(補記:その後原作を読んだけど、アニメ版の印象が強くて逆に違和感を覚えてしまった。…さらにその後新作OVAシリーズを見たら、今度は原作のイメージのせいでまたしても違和感が…なんだこの「違和感の連鎖」は)
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2005.09.06

猫の恩返し

観てみた…TV放映の録画。森田宏幸監督映画、02年公開。

この映画、ヒロインの萌え要素ばかりが取り沙汰されるけど、筆者の観た印象だとそれよりも、東映まんが映画との親和性に興味を引かれるな。

実際に名前を挙げれば、「長靴をはいた猫」や「どうぶつ宝島」とかの事なんだけど、言葉を喋る動物が普通に人間とコミュニケーションを取ったり…かと言って人間に対して妙な説教をかまして来たり「しない」あたりな(クライマックスにおける塔上の剣劇シーンなんかを見て上記作を思い出すな、って言う方が無理だ)。そういう「軽さ」も決して悪くはない。

だから筆者からしたら、今後の事を考えるとジブリはハウル1本よりこういう作品を10本作るべきだと思う(出来ればTVシリーズで)。次世代育成を考えるのなら、そういった中からこそポスト宮崎・高畑を担う演出家が出て来る機会になるだろうに、などと考えてしまうのだが…
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2005.09.03

ダイナソー

観てみた、ラルフ・ゾンダグ監督によるディズニー製CG映画。2000年公開。

6500年前、白亜紀の地球。長い年月繁栄を誇っていた恐竜の時代は、巨大隕石の落下によって終わりを告げようとしていた。僅かな生き残りである主人公のイグアノドンはさまよううちに他の恐竜達の群と遭遇し、「生命の大地」と呼ばれる伝説の楽園を目指す事になるのだが…という内容。

まあ、CG映像は確かにすごかったんじゃないかな。そりゃ金のかけ方が全く違う訳だけど、過去に見たような恐竜ドキュメンタリーの再現映像のどれよりも、実際良く出来ていたと思う…「喋らなければ」だが。

それ以外にも各恐竜の生息年代が全然合わないとか(判りやすいところだと「カミナリ竜」はジュラ紀の生物で、本作の時代にはとっくに絶滅している)まあ色々あるけど、それはそれ、大した問題じゃないさ。
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2005.08.31

鋼の錬金術師 シャンバラを征く者

観てみた、水島精二監督によるTVシリーズの続編映画。05年公開。

こちらの世界にやってきたエドと、元の世界に残されたアル。2人の兄弟はそれぞれに互いを求め、2つの世界の扉を再び開く手段を探していたのだが…まあ要約すると、「色々あった後アルもこっち来ました」。

ハガレン(アニメ版)とは個人的な解釈では、「求め、願い、希求する」遍歴の物語だと思っている。そういう事を踏まえて考えると、今回の映画はまさに終幕と呼ぶに相応しい。…つまり本作劇場版の結末において物語・主人公は、「動機付け」を失った状態に辿り着いてしまったからだ(残った原爆を、それに替わるものと見なす事は出来ないだろう)。

筆者個人としては人物たちの目的や願いを、行動として差し示すTV版ラストを支持するが、これもまた「物語が終わる」という一つの形なのだろう。…喪失感とはまた違った意味で、ひどく寂しく感じるものだが。
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2005.08.28

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

観てみた。水島努監督による劇場版、シリーズ第12作。04年公開。

潰れてしまった古い映画館で映画を観ていたしんのすけ一行が、映画の中に吸い込まれてしまい、西部劇の世界で悪漢と戦う…という内容。

この作品、TVは全くと言っていいほど見てないけれど映画版は評判いいから、まあ当然のたしなみとして一応押さえている。…個人的に一番評価するのは、「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」だが、これもまあそんな悪くはなかったかな(なにせ、中にはもっとヒドいのもあるし)。

…結局のところ自分はあのガキどもが本当にキライなので、本作もクライマックスなんかは退屈で仕方ない(オトナ帝国のカーチェイスとかさ)。それでも、西部劇映画を模倣した細部描写には目を見張る物がある。

どうでもいいけど本作ラストでの、例の「おわり」って、とりみきの漫画「るんるんカンパニー」の最終兵器と同んなじネタだよな…
posted by ぬきやまがいせい at 16:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2005.08.27

劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション・裂空の訪問者デオキシス

観てみた、湯山邦彦監督による劇場版シリーズ第7作。04年公開。

宇宙から飛来したポケモン「デオキシス」と、オゾン層のポケモン「レックウザ」との永年に渡る戦いを軸にして、謎の結晶体やロボットの暴走を阻止せんとする、主人公・サトシ達一行の活躍を描く。

内容は…うーん、まあいつも通りの劇場版かな?(ロケット団の出番少ないけど)。新種のなにやらスゴいポケモンが現れて、周囲を巻き込んだスペクタクルになるってのが基本プロット。アドバンス編第1作とは言っても、さすがにそうそう新味を感じさせてくれる事は無いか。

しかしTV版と比較して見ると、過剰なまでの3DCGの使用はなんか品がないね(…ゾイドみたいにポイントを絞った使い方じゃないから、尚更そう感じるかも)。まあ劇場作は時間や予算が取れる分、そうした実験をしやすいらしいね。
posted by ぬきやまがいせい at 17:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2005.08.13

雪の女王

4話目まで見た。筆者アンデルセンの原作は読んだ事ないけど、宮崎駿や高畑勲も影響を受けたらしい、旧ソ連制作のアニメ映画なら観た事あるな。

…でもそれが英語吹替で、さらに何故か音楽差し替えの上クライマックスに全米ヒット曲みたいなポップスがかかるという、驚愕のダメDVD(ディズニーアニメなんかと、並べて販売するための配慮みたい)。このままでは余りにも哀しいので、いずれはオリジナル版を改めて観たいなあ。

で現在放映中の出崎統監督版なんだけど、同監督らしい「濃い」部分と、NHKアニメだからか幅広い層にアピールするための「薄い」要素が、ない交ぜ・マーブリング状になっているって印象だな。…何だか不思議な作品だ。

…ぜんぜん関係無いけど「赤毛のアン」作中で、グリーンゲイブルズ前に生えている大きな桜の樹の名前は、確かこれから採ったんだっけ?
posted by ぬきやまがいせい at 21:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

ぺとぺとさん

4話目まで見た。

本作に関してはきっと内容面に関して、あまり「深読み」なんかをするべきでは無いんだろうな。…言ってしまえばこの作品は、ある種の「差別」と社会的「受容」、及びその「障碍」を描いている訳なのだから(個々人の感情的軋轢まで、一定の範囲でだが隠される事はない)。

だからこそ「たかがラノベ(原作)じゃないか」と、笑って楽しく結末を迎えてみたい。…そういういい意味での「軽さ」や「楽天主義(オプティミズム)」が、本作にあるのは確かなんじゃないかな。

あと誰も突っ込んでなくても何だから書くけど、主人公の卓球ラケットはペングリップだから、シェイクハンドで握らせたらいかんよ。もしや何かテーマに関わる深い意図が?…いやだから「深読み」するなって。
posted by ぬきやまがいせい at 20:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

タイドライン・ブルー

4話目まで見た。スタッフが聞いたらガッカリしてしまいそうな事言ってみようか、「タイガアドベンチャー(中途から「未来少年コナンU」じゃなくなった、という伝説の…)思い出した」。…番組の水準に関してじゃなくて、作品自体の「在り様」についての話なんだけどね。

面白い…って言うか、今後の展開を期待させてくれるだけの内容は、実際に提供してくれていると思う。でも正直主人公に「何を行わせる」(絢爛舞踏祭のグラムだと、「ロボットで戦う」といった程度の)のか不明瞭だし、また現状における主人公の行動に対する動機付けとなる筈の、ヒロインに寄せる感情自体にはっきりとした位置づけがなされていない…といった問題点が存在する(行動を、後付にセリフで説明してしまうという無茶もやっている)。

…まあ色々問題も多いんだけど、魅力的な要素を多々持ち合わせているのは確か。狭い潜水艦なんかに収まらない、主人公の行動力が見たい!
posted by ぬきやまがいせい at 04:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2005.08.12

あかほり外道アワーらぶげ

4話目まで見た。…これは5年前のアニメだろ。

ただまあ実際、西暦2000年前後の世界に持って行ったら、本作が最新モードになるかってーとそういう訳じゃないが(…言わん所は察してくれ)。

で、制作者のマインドセットに至っては更にさかのぼって、まるきりバブル全盛期のそれだな。逆に大したもんだと感心してしまう、やれやれ。

その番組が地上波U局深夜、その上場末感ただよう「アニメ魂」枠で放送してるっていうあたりが、何だかある意味いい感じだったりするかも。

(補記:上記ではあからさまに表現してはいないけれど、あかほりさとる氏関係作品という事について書き綴っている。本作の特長として2本の作品「絶対正義ラブフェロモン」と「それゆけ!外道乙女隊」のカップリングという点があるが、その作品内容のセンスについての印象だろう)
posted by ぬきやまがいせい at 14:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

涼風

6話目まで見た。これをツンデレと言うのだろうか?…いや言わない(反語表現)。

ただの性格ブスだわな、あの女は。実際に今回視聴してみて、ヒロインにひとかけらの魅力すら感じなかったのだが。…本作の何がまずいのかすらよく判らないんだけど、多分この手の作品の常套として脇にサブヒロイン的なキャラを複数名配している、って事もあるんじゃないかな。

そりゃ真っ向から比較してしまえば、ロクな対応すらしてくれないヒロインより、脇の娘の方が可愛く感じてしまうもんだし。同時に主人公がヒロインにこだわる動機付け自体が今一つ不明なせいで、感情移入すら難しくなってしまう訳だ…そんなの作者のサジ加減次第だけど、難しいもんだねえ。

…関係無いけどなんか失笑されてるED映像、自分には横尾忠則のポスター作品かと思えたよ(あとヴェルヴェッツ、「ローデッド」のジャケットな)。
posted by ぬきやまがいせい at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

かみちゅ!

4話目まで見た。こう言ってしまっては失礼に当たるのだが、ほんとうに似合わないと思うんだよなあ…DVDを売らんかなのコスい商売姿勢が。

全16話中、地上波でTV放映するのはその内12話のみ、って事はすでに明らかになっているんだけれど、それが最終4話なのか途中で飛び飛びに抜けるのかで、個人的にはちょっとばかり評価が変わって来る。

それでもただなんつうか、人の「自然な善意」を描くかのような本作の作品内容と、あまりにも乖離しているような気がしてならない。

…まあそれはそれ、そんなもんだって事なのかねえ(残念な話だけど)。

(補記:結局収録話に関する仕様は、「途中で飛び飛びに抜ける」という事になったみたい。そうなってみると本作の展開は逆に、DVD購買者にとって非常に良心的な話で、上記の批判は撤回したいと思う。申し訳ない)
posted by ぬきやまがいせい at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

ぱにぽにだっしゅ!

4話目まで見た。

アニメーション製作の方法論として、実写映像的ノウハウを二次元に落とし込む手法と(例を挙げれば押井監督作、I.G.作品あたりが代表か)、 平面なら平面としての独自性を追求するアプローチ(こちらは例えば切り絵アニメ、ノルシュテイン作品とか)の二通りが存在すると思う。

で、本作ぱにぽにはその中間より後者寄り、グラフィックデザイン的技法や手法の応用が見て取れる(人物紹介のタイポグラフィック的画面は元より、多層的な画面構造に顕著に表れてはいないだろうか?)。

…全体としては60年代デザインからの引用がメインだと感じられるが、OPなどはソール・バスの映画タイトル映像を想起させたりしてなかなかに興味は尽きない(…えーっと内容? いや、内容には 興 味 無 い)。

posted by ぬきやまがいせい at 10:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

おくさまは女子高生

4話目まで見た。

奥さまシリーズ第2弾、という事で(ちなみにお知らせしておきますと、第3弾は「おくさまは18歳」、第4弾は「奥さまは魔女」となっております)。

なんだか川澄綾子がずっと喋ってる、って印象のアニメだな。だから変にカリカチュアライズされたドタバタ物を指向するのではなく(元ネタっぽい、岡崎友紀主演の一連のドラマと違って)、そうしたヒロインの感情の機微を描く事を主眼に置いているんだろうな、多分。

…あ、そう言やこっちは逆に「キスだけ」はしてるんだ。

(補記:本作でヒロインを演じた川澄綾子さんだけど、結構幅広い役を演じていたのだねえ。自分の知る中では「怪物王女」の姫役での演技を聞いて、結構認識が改まった。クールな低い声もいい感じ。)
posted by ぬきやまがいせい at 09:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜

4話目まで見た。

あれれぇ? Cパートに声優PVがないよ?…なんてな事はさて置くとして。

自分の場合は(それこそ数ある…)各種ゲーム版の方をプレイしていないので、前作のアニメ・シリーズとの比較しか出来ないんだけど。それでも本作が前シリーズと印象がさほど異なっている訳でないのは、なるほどその辺りが原作の持ち味なんだろうなあ。と感じたという次第。

ギャルゲ原作アニメではありがちな「押し付けがましさ」が余り無いのは気楽に見る分には悪くないんじゃないかね?(気楽に、気楽に…)

(補記:本作を最終回まで見た後だと、上記の印象[「押し付けがましさ」が余り無い]に目を疑ってしまうな。結局初期の話は、結構面白い作品だったんだけどなあ。…まあ今更言っても仕方ないけど)
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2005.08.11

ガン×ソード

4話目まで見た。

流石に放送を1クール遅らせただけあって、丁寧な作りだなあ(…皮肉)。

…まあまた例によって、「あれに似てる」「これにソックリ」とか言っても仕方がないんでその手の話は割愛するけども、作りが丁寧であるアニメーション作品は、それだけで好感が持てるってもんだよ。

トライガンの(あ、言っちまった)砂漠の惑星と違って、本作の舞台の湿度の高そうな印象は、内容面にも反映しているようで興味深い。

(補記:ガン×ソード監督の谷口悟朗氏の作品なのだが、なぜか毎回「元ネタ」っぽいものが露骨に存在する不思議。例えば本作だと上記作や「キルビル」、スクライドに「ジョジョ」…といった風に。好きな作家なのであまり批判はしたくないのだが、この点だけは正直どうよ?、って思う)
posted by ぬきやまがいせい at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

萌えよ剣

4話目まで見た。

アニメ新番4本もまとめて見ていると、何だかんだ楽しくなって来るから怖い。

内容としては、「サクラ大戦」を高橋留美子の画風・作風で再解釈したって感じとでも言うべきなのだろうか。そのため、ビジュアル的な古めかしさは正直いかんともしがたいものがある(「犬夜叉」のアニメ版は、現実的に即した色彩設計や背景美術で、その点をクリアしていた)。

でも筆者みたいなリアルタイム世代だと逆に、手堅い作りに安心して見ていられる。…ような気がして来たり、して来なかったり。

…豪華な声優陣の顔ぶれ含めて、まあこれはこれで。

(補記:こういう形で御大担ぎ出すなら、素直に「うる星やつら」のリメイクでもすりゃいいと思うんだけど。色々難しい事情でもあるのかね)
posted by ぬきやまがいせい at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

奥さまは魔法少女

4話目まで見た。

なんて言うか…感心したんだよね。本作の概要については、事前に聞き知っていた訳なんだけど「どんなんだそりゃ?」って思っていたから。

結局作品を形にするものとは、ある種の「サジ加減」なんだろうな、と思う。…この番組が既存作品の「受けた要素」を参考にして制作されているのは、間違いの無いところだろう(一例を挙げるとしたら…「おねがいティーチャー」とかは間違いなくな、17歳とかそのまんまじゃ)。

でも、それを新たな作品として纏め上げるのは、そのスタッフ自身の手腕に拠る訳だし。…そういう意味で確かに本作は「成り立っている」んじゃないかな(いやまあ確かに、ちょっと暴論だとは感じるけれど)。

…しかし萩市は、嬉子さんを表彰するべきだな。

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posted by ぬきやまがいせい at 18:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ