2007.11.03

Kawaii! JeNny〜かわいいジェニー

4話目まで見た。

ああ、助監督なのか。…いや、自主映画の人形特撮作品として有名な「バービーV」〜「ジェニーV」を作っていた今井聡って人がね、本作に助監督で参加している訳。もう企画の段階で関わってない方がおかしいとは思っていたけれど、納得。

本作を見ていると、カット割り等にその名残があってちょっとおかしい。要するに人形に演技させるのも脚を手で握っての事だから、アップやバストショットメインでフルショットが殆ど無い訳。…まあその点本作は流石商業作品だけあって割と制限は少ないけれども、そういった微妙なテイストが健在なのは何かうれしい。

でもそれ以上に本作は、浦沢テイストが支配的に注入されている。やってる事自体は、「PPGZ」とまったくと言っていい程同んなじじゃん。それでもそちらは子供番組としての縛りが強かったのか、本作の自由な脱線ぶりが素直に楽しい。やっぱり浦沢は実写(?)だよねー。…ああ、あとそれから、モモーイの演技もナイス。
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2007.10.27

ULTRASEVEN X

4話目まで見た。

なんつうかウルトラマン・シリーズと言うより、テレビ東京の深夜でやってる30分ドラマそのままだな。…その手の番組の最初が何なのかちょっと俄には思い出せないけれど、個人的には結構傑作と呼べるような作品も数々あると思っている。

「エコエコアザラク」や「デビルサマナー」、そういや「うしろの百太郎」なんてのもあったな。どちらかと言うと初期の方が名作が多いと感じてしまうのは、単なる思い出補正か。…でもウルトラシリーズの一端である「ウルトラQ dark fantasy」は、余り感心しなかったかも。マックスでのQオマージュの方が正直評価が上。

で本作は、そういう見方をすると結構楽しめる。無駄に大人びた雰囲気を出そうとしても「ヴァンパイアホスト」を思い浮かべてしまうし。…でも「夜の街」というのは思った以上にウルトラセブン的かも(チブル星人やフック星人を、即座に連想してしまうな)。それに夜とはつまり、「宇宙の闇」と直接つながっているものだしね。
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2007.08.15

時空警察ヴェッカーシグナ

4話目まで見た。

なんか完全に忘れた頃に現れた続編。それ以前にこれ見てる人いるのか?…話題になってる場面に遭遇した事すら無いのだが。まあ元の作品からして、そもそもマイナーだし(最初発表されたのはビデオ作品で、前作のTVシリーズ「D-02」は第2作だっていうのすら知らなかった)。

前作と比較すると…なんか中身が無くなったなあ、と。D-02は案外、時間SF的なアイデアストーリーとしての面があって、なかなか楽しめたのだが。対して本作シグナは…コスプレショーか何かかね。

内容としてはヒーロー物そのものなスーツが登場してバトルするシーンが案外多いのだが、それがどうも安っぽいからなあ(顔がウルトラマンだったり…でも全体的な感じは超星神)。それでも面白いのは、渡洋史が出演しているところ。言われないと判らなかったけど、結構嬉しい。

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2007.07.08

大巨獣ガッパ

観てみた、野口晴康監督による日活制作の怪獣映画。67年公開。

雑誌が企画した南海リゾート計画の立地調査のために、オベリスク島に降り立った主人公。その洞窟の中で彼は巨大な卵を発見する。卵から孵った生物は、島の守り神「ガッパ」の子供だった。彼らは島民が引き留めるのも聞かず、子供を日本へと連れ帰ってしまうのだが…という内容。

この作品だいぶ以前に観た事はあるんだけど、今回折角改めて観たのだからちょっと感想でも。…まあ出来自体は正直、「そこそこ」という以上のものではないな。それでも随所に伺える「日活」らしさが面白い。

本作主題歌の小林旭ノリな曲調は有名だと思うけれど、そのテーマの流れる冒頭シーンは「波止場もの」や「船員もの」の同社映画を思い起こさせる。…それからガッパが最初に上陸するのが熱海の温泉街だというのは、地方の鄙びた町にフラリと現れる「渡り鳥」そのものだぜ。
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2007.05.24

小さき勇者たち/GAMERA

観てみた、田崎竜太監督映画。06年公開。30年前自爆したガメラ、その同じ港町で不思議な亀が少年に拾われた。その亀は「トト」と名付けられ、驚くほどのスピードで次第に成長していった。一方、人々から長らく忘れられていた巨大生物、「怪獣」の脅威が再び町に迫っていた…という内容。

金子監督による平成ガメラ3部作で、「子供」をメインキャストに据えなかった理由がよく判った。逆に3部作に対して、本作がそういう(旧シリーズ的な)解釈に立ち返った理由も。…本作は確かに「怪獣映画」というより、「少年と動物」テーマの作品バリエーションと見るべきだろう。

個人的には小学校の授業で見た、少年と雀の出会いと別れを描いた教育映画を終始思い浮かべていたのだが(タイトル失念)実際そのまんまだな。…これを決して悪いとは言えないのだが、「限られた選択肢の中から選ばざるを得なかった」という苦しさが、常に作品に対する印象につきまとう。
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2007.05.17

美少女戦麗舞パンシャーヌ 奥様はスーパーヒロイン!

7話目まで見た…やっぱり面白い。

「浦沢義雄」って脚本家の名前を意識したのはいつだったかな?…いや、もう正直全然覚えていないんだけど。間接的には「宇宙船」誌の記事で「どきんちょ!ネムリン」第10話、田舎に憧れたバス停(!)がネムリンを伴って田舎に向かう話が、そのシュールさで話題になっていた事を思い出す。

でも本作「パンシャーヌ」の直接のルーツになるような作品(例えばポワトリンなんか)辺りになると、筆者あまり一生懸命見てはいないのだけれど。それでも日曜朝のお楽しみとして、一種の「顔」ってイメージがあったかもな。…そういや、いつの間に終わってしまったんだろ?

本作では「浦沢脚本はやっぱり実写だな」、と再確認させられる…最近アニメ仕事が中心だったようだが。でもパンシャーヌの楽しさは、その脚本を支える演出や演技陣の妙にもある…丘ダイバーとか面白いのなんの。
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2007.05.03

怪奇大作戦 セカンドファイル

見てみた。…なんつうか、個人的に最も「やっちゃいけないリメイク」の類だと思ってたんだよね、怪奇は。そんなにオリジナルに思い入れが強いのか、と言われると…まあそうなのかな?(一応LD-BOXも持ってるし)。

で今回のリメイク版3部作なんだけど、そういう意味では案外そう悪くも無かったかも。全体的なイメージはオリジナルを丁寧に踏襲しているし、心配していたキャストの雰囲気もいい(ココリコ田中…はまあいいとして、マックスの彼とか好きだし)。だから結構、楽しめはしたと思う。

その上で苦言を呈すると、やっぱり45分では尺が長すぎる。民放だとCM込みで1時間番組の分量の割に、内容がこじんまりとしているために、冗長でいささか退屈。ネタ自体オリジナルが子供番組だから許された、いい意味での「荒唐無稽さ」が無いせいか、どうも地味にすぎる。…現実に則した内容ならば、「CSI」がもっと上手にやってしまっているしなあ。
posted by ぬきやまがいせい at 14:37 | Comment(0) | TrackBack(1) | 特撮

2007.04.18

ゼブラーマン

観てみた、三池崇史監督映画。03年公開。冴えない小学教師、彼の趣味は古のヒーロー特撮「ゼブラーマン」のコスプレである。一方彼の住む町で、謎の緑色をした物体に支配された人々による怪事件が頻発していた。夜の町に繰り出していた主人公は、偶然その現場に遭遇してしまい…という内容。

一言でいえば「ヒーロー物のパロディ」映画…でも偶然かもしれないけど、案外良く出来ている。全体的な印象は80年代にそこら中で自主制作された、オリジナル・ヒーロー作品のそれ(をもっと見栄え良くした感じ)。

作中で流れる元祖「ゼブラーマン」は、70年代のマイナー特撮の再現として非常に楽しい。そしてクライマックスのCGバトルはまるで、最新のヒーロー作品である「GARO」みたいだ。このように日本の「ヒーロー特撮史」を、俯瞰するかの如く再現してしまっているのに成程と。…哀川翔の記念作品としてふさわしいかどうかは判らないけれど、そういう意味で仲々おもしろい。
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2007.04.10

緯度0大作戦

観てみた、本多猪四郎監督映画。69年公開。

潜水球で海中探査に潜った乗員3名は、突然の海底火山の噴火に巻き込まれる。その危機を救ったのは、謎の潜水艦「アルファー号」だった。彼らは導かれるまま、海中の人工楽園「緯度0」を訪れる。だが彼らと敵対する者の手により、科学者が誘拐されてしまい…という内容。

う、うぅ〜ん…まあ、以前からこの映画観たかったんだけどねえ。権利関係の問題から、長らく「幻の映画」だった本作。「ふしぎの海のナディア」の元ネタらしいとか、色々興味を引かれるものがあった。

つうかこれ、ナディアの原案である「海底二万哩」のパク…じゃなくオマージュなのか(「神秘島」と言うか、「SF巨大生物の島」みたいな内容まで含む)。要するに根っこはそもそも一緒だった訳だ、なるほど。とにかく内容の稚拙さは目を覆わんばかりなのだが、不思議な映画ではあるよ。
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2007.02.26

仮面ライダー電王

5話目まで見た。おもしろい。…んだけど、ここ最近の本シリーズの成り行きを考え合わせると、今後もこの今現在の面白さが本当に最後まで持続できるのかどうか、何とも心許ない気分になってしまうな。

夏場の脱線展開は、番組恒例のイベントみたいなものとして致し方ないとしても(甲子園放映期間は関西だと時間帯移動がある為、本筋を進められないという制約が)、終盤の駆け足感やヤッツケは根本的な病巣(…とは言い過ぎか)があるみたいだし。本作がそうならないとはとても…

それでもシリーズに対するマンネリ感打破のための問題叩き出しは密に行ったのか、新鮮さは確かに感じられる。今更「ライダーらしさ」どうこうを盾にして批判しても始まらないし、この作品において選択された方向性は、確実に良い結果を導き出していると思う。個人的には、ライダー同士の小競り合いだけは本当にもう勘弁…あ、タロス間のイザコザなら別によし。
posted by ぬきやまがいせい at 13:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2006.11.10

マタンゴ

観てみた、本多猪四郎監督映画。63年公開。

豪華ヨットに乗り、外洋にクルージングに出た数名の男女。だが彼らは嵐のために遭難し、ある南洋の島に漂着する。その島で救援を待つ事にしたのだが、食料を巡りお互いのエゴがぶつかり合う。そして遂にその島に自生する禁断のキノコ、「マタンゴ」を口にしてしまう…という内容。

観たかったんだよねえ、これ。原作はW・H・ホジスンの「夜の声」…って、それも思いっ切り買ったまま、積んでるな(目の前の本棚に見える…)。人間がキノコ化した姿がなんか可愛くて、ずっと気になってたんだよ。

実際観た印象は…まあ、かなり深刻な内容である筈なんだけど、案外のんびりした調子。マタンゴを食した時のトリップシーンなんか、もっと長くしてくれても良かった(そりゃもう「イージーライダー」や「白昼の幻想」並に)。本作も一種の「南洋もの」、箱庭的エキゾチズムというのも面白い。
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2006.11.07

ライオン丸G

4話目まで見た。

ピープロ特撮って、どういう存在なんだろうな。個人的な話をしてしまうと、正直今まで「脇見」して来た対象、って感じ…申し訳ないけど。まあそれでも「電人ザボーガー」辺りは、比較的真面目に見ていた部類になるのかも(再放送でだけれど)。それに対して「ライオン丸」2部作に至っては、恥ずかしながらまともに見た記憶すら無い(…本当にチラッとだけ)。

…で本作「ライオン丸G」。そういう訳で非常に知識の乏しい自分にも、これが何か相当違うって判るわ。イメージとしては、三池崇史のギャグ風味の強い作品に近い印象(ヒーローものという共通項のある「ゼブラーマン」は観てないけど、「FULLMETAL極道」なんか連想してしまった)。

でも、そういう本作の猥雑で妙なパワーやエネルギーからは、ピープロの息吹が確かに感じられるかもね(…いや、よく知らないけど)。
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2006.07.18

世界大戦争

観てみた、松林宗恵監督映画。61年公開。

世界が核戦争に突入していく様子を、各国軍内部と日本のタクシー運転手一家の日常を対比的に見せつつ描く反戦映画。…主演のフランキー堺の顔を見た瞬間「喜劇〜シリーズ」みたいだなとか思ったら、本作の監督は「社長シリーズ」を撮っている人だったよ。娘の結婚問題とか、ひどく平凡でありきたりな日常の生活が戦争の大きなうねりに否応なく呑み込まれる様は、逆にそういう人の方が適任だったのかな、と思ったり。

…「反戦」という明確な主張が作品に込められているのは明らかなんだけど、そういう事態がいつ本当に訪れるか判らないような不安の中でも、こうして一種のスペクタクル作品(有名な熔けた国会議事堂のシーン以外は、総じて円谷とは思えないくらいチャチだが)として公開してしまうのだから、今現在想像するより案外余裕あったんじゃないかな?
posted by ぬきやまがいせい at 15:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2006.07.17

宇宙大怪獣ドゴラ

観てみた、本多猪四郎監督映画。64年公開。

地球に飛来し炭素を貪り喰うようにして奪い、世界中をパニックに陥れた宇宙生物と人類との攻防を描く。…まあ、本作の評判自体は以前から聞いていたから、内容が実はドゴラとの闘いより、ダイヤ窃盗団との追っかけばかりだってのには驚きはしななかった。その上でドゴラの映像的表現とか、橋の破壊シーン等の見所はそれなりにあったと思う。

雰囲気としては円谷も特撮に参加した、クレージー映画なんかに近い感じなのかな。…当時子供がこれ観て喜んだとはとても思えないんだけど、怪獣が本来持つ「災害の視覚化」という意味で、ウルトラQのバルンガにも連なる(感情移入を拒むような)傍流の系譜として見ると面白い。
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2006.07.08

ULTRAMAN

観てみた、小中和哉監督映画。2004年公開。

ウルトラ・N・プロジェクト第1弾となる本作、次作「ネクサス」へと繋がる、ウルトラマンの来訪と最初の戦いを描く。…まあ内容自体は至ってシンプル。ただ当シリーズでは、これまで仲々描かれては来なかった、「ウルトラマンと同化する事のリスク」に触れられている。それに違和感を覚えるという意見も、もっともという気も。…まあ確実な話、「異色作」だよねえ。

本作でちょっと面白かったのは、エンディングに流れる主題歌。B'zの松本孝弘が、元ナイトレンジャーのジャック・ブレイズ(B,Vo.)と組んだプロジェクトの曲。聴いてて、どうも知ってるような歌声だと思ったら…そういう事か、なるほど。そういや「HEY!HEY!HEY!」にゲスト出演してたっけなあ、とも思い出したり(この曲だったのかどうか、記憶にないけど…)。
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2006.06.14

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

観てみた、ゴジラシリーズ第7作。66年公開。

…こういう微妙な時期のゴジラ作品は、本当になかなか観る機会が無かったりする。過去TV放映されたのに遭遇した記憶も無いし、ソフトを買うにもどうしたって二の足を踏んでしまう(初期のセルビデオは言うに及ばず、DVDにしても妙に価格設定が高い感じなんだよな)。

…本作で面白いのはこの映画、本来はキングコングの企画だったとの事。様々な理由からゴジラシリーズになったらしいのだが、自分は言われてみて成程とは思ったけど、観ていてそれほど違和感は感じなかったな。話のオチが「水爆」関連だったし、モスラ以来不思議とある「南洋志向」の作品として、妙な納得の仕方をしてしまっていたからだろうか。

まあ作品としてはどうと言う事の無い映画だけど、観られただけで満足。
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2006.05.15

BIO PLANET 生物彗星 WoO

4話目まで見た。こんなんだっけ?、というのが第一印象。…と言うのも本作の企画自体は、40年前に円谷英二と金城哲夫の手により練られたものだからだ(後に「ウルトラマン」に姿を変え、実現する事になる)。

当時の企画の内容自体は、朝日ソノラマ刊行のファンタスティック・コレクションで見知っていたしね(…すごく余談だけど、ある世代の特撮ファンにとってファンコレは避けては通れない存在。それまで子供の物でしかなかった、特撮に対する再評価の先鞭を付けた画期的シリーズ)。

実際形になった本作は、ぶっちゃけETの亜流の(おまけに過去制作された当の)ウルトラマンの亜流。…あんまり悪く言うのも本意では無いけど(実際被害者の扱いや、主人公の境遇には度肝を抜かされる)、そうした印象の悪さで損している。今後それを、どれだけ払拭出来るかが鍵かな…
posted by ぬきやまがいせい at 19:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2006.05.03

ウルトラマンメビウス

4話目まで見た。
平成ウルトラで、ここまで「掴み」に成功した作品って仲々無いんじゃ?

賛否真っ向から分かれた第1話も、過去のシリーズや2話以降の展開を踏まえたものとして見れば納得できる(防衛隊全滅シチュなんていう過剰なまでのシリアス振りも、昭和ウルトラに則っている)。それ以上にシリーズ自体への「復活」「再生」といった意気込みの、隠喩をかけたものだと言って構わないだろう。…だから、折角こうして昭和ウルトラとの世界観の共有を果たしたのだし、今後は過去の人気怪獣再登場のためのエクスキューズといったせせこましい話に止まらない、スケールの大きい展開をぜひ見たい。

…ところでメビウススタッフが今回参考にしたらしい、ホビージャパン刊行の「UWW/ウルトラ超兵器の世界」、また読みたくなったなあ。
posted by ぬきやまがいせい at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2006.05.02

怪獣島の決戦 ゴジラの息子

観てみた。ゴジラ・シリーズ第8作。

この辺の時期のゴジラ映画を褒めるような人もあまり見た事はないし、自分としてもそう無理して観ようという気も起きなかったので、本作は今回が恥ずかしながら初見。…でも案外、面白いじゃないこれ。

ゴジラ映画としても、平成になってからのシリアスには中途半端で、だからと言って笑える訳でもないような困った作品群と比較したら、潔い作風にどう考えても好感が持てる。内容面に関しては、特撮面における操演怪獣の動きの見事さや、静かに雪の降り積もるラストシーンの寂寥感など、見所も実は多い(…は言いすぎか?、じゃあ「意外とある」)。

…そして改めてちょっと驚くのは、本作が67年公開だって事。このシリーズは、「駄目になった」と言われる時期ですら、長い歴史を持つ。
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2006.02.21

仮面ライダーカブト

4話目まで見た。

…なんかあれだな、80年代後半から90年代にかけて大量生産されたOVAみたいな感じだな(エヴァ環境以前って意味合い込み)。で、何となく思い出したのが「デバステイター」とか(幻超二キャラ原案の…知ってる?)。

別にそれほど内容に共通性がある訳じゃないけれど、多分「同じマインドセットの人が作ったんだろうな」っていう風に思う(別に悪い意味じゃなく。恐らく、同世代のクリエイター気質なんじゃなかろうか)。

映像面ではマトリックス以後を感じるものの、平成ライダーの集大成的内容で楽しめる。…という事でつまり、「平成ライダー」という存在自体が、ジャパニメーション発展における傍流(もしくは発展のおこぼれ…とは言い過ぎか。だが哀しいかな、一時の宇宙刑事シリーズみたいに「先導する役割」では決してない)であると、改めて認識したかもね。
posted by ぬきやまがいせい at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮