2006.02.07

魔弾戦記リュウケンドー

4話目まで見た。

単純に、「完全新作のTV特撮番組」というだけでとても嬉しい。最近はどうしても安定した人気を持つシリーズ作ばかりに偏りがちな傾向があったので、本作の登場に先ずは諸手を上げて歓迎しておきたい。

…取り敢えず現段階までの本作は、「実によくやっている」と思う。感じとしては「セイザーX」にも通じるコメディ色の強いものだが、各所に配された(注意散漫だと、見逃してしまいかねない)「毒」や「痛み」の描写に注意を引かれる(…例えば、路上で横たわり治療を受ける怪我人たち。また主人公の世話になった肉屋主人宅が、全焼してしまったりしている…)。

そうした要素に、一歩間違うと奈落へ突き落とされかねない「綱渡り感」のあるのは確かだが、引き続き期待していきたい一作だと思う。
posted by ぬきやまがいせい at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2006.01.07

ゴジラ FINAL WARS

観てみた。北村龍平監督によるゴジラ映画、第28作。04年公開。

地球上の怪獣が次々に暴れ出した。それを収めたのはX星人と名乗る集団だった。彼らに不審を抱く超能力組織所属の主人公、かくして再び暴れる怪獣達。人類反抗の鍵は南極に眠るゴジラだった…という内容。

案外…っていうかかなり面白かった。まあそりゃいつまでも、初代の影を追い求めるような怪獣映画ファンには不評だろうけど。逆にラストの廃墟のように、徹底的にブチ壊して何も残らなかったって位の勢いが潔い。ただまあ、2時間以上って尺はやっぱり少々長すぎで、人間アクションの辺りをばっさりカットしたら、もっと受けがよかっただろうなとは思う。

でもCGの割合は確かに増加していても、いい意味で「作り物」感が強い映像は(…もちろんハリウッド的な、自然主義を基礎におく「VFX」のリアリティも良いが)、「特撮を見てる」って気分が味わえて嬉しい。
posted by ぬきやまがいせい at 18:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

ゴジラ×メカゴジラ 機龍

観てみた。手塚昌明監督・釈由美子主演のゴジラ映画、第26作。02年公開。

以前のゴジラとの戦いで上官を失い、更迭された女性自衛官。だが再度の上陸に際し、建造された「メカゴジラ」コクピットには彼女の姿があった。そして、遂に激しい戦闘の火蓋は切って落とされた…という内容。

ミレニアム以降のゴジラは、金子監督のGMKくらいしか観てないんだけど…(いや、東京SOSは観たような観てないような…続編の方を先に観ちゃったもんだから、ちっとも内容に集中出来なかったなあ)。まあ、本作は案外楽しめた感じ。観た人みんなが指摘するようにゴジラの影が薄いけど、この場合第1作と続けて観たらいいのかもしれない。

…メカゴジラや自衛隊にばかり尺を使っている割に、ガジェットとしての魅力が今イチなんだけど、「メーサー」兵器使用にマイクロ波学者が登場したり、充電にマイクロ波が使われたりしているのはちょっと良かったな。
posted by ぬきやまがいせい at 17:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2006.01.06

エスパイ

観てみた、小松左京原作・藤岡弘主演映画。74年発表。

この映画、だいーぶ以前に観た事があるんだけど、なんか綺麗さっぱり内容忘れてたな。…まあそういう訳では観ておいてよかった。

で本作の内容は超能力を持つスパイ、名付けて「エスパイ」と、敵となるエスパー集団「逆エスパイ」達との闘いを、国際ロケによるグローバルなスケールで描く…といった感じ。ちょっと面白かったのが、能力の描写がまるで「攻殻機動隊」なところ。義体によるか、天然ものの超能力かって違いはあっても、確かに特殊工作活動には有り難い技能だわな、と。

同じ超能力ものって事で、「スキャナーズ」もぼんやり思い出したけどこの作品みたいなのがスタンダード(?)だったエスパー映画において登場はなるほどショッキングだっただろうなあ、とか思ったりなんかして。
posted by ぬきやまがいせい at 20:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2005.12.31

デビルマン

観てみた。永井豪原作映画、04年公開。人類絶滅を目論む邪悪な存在「デーモン族」、そして彼らの力を手に入れた「デビルマン」との壮絶な闘いを描く、漫画作品の実写化。筆者の2005年を締めくくったのがこの作品って…まあ色んな意味で全てを表しているとも言えるか。

…観ている途中でなんか「仮面ライダーアギト」を思い出したよ。まあアギト後半放映時点でデビルマンは連想していたんだけど、今回こういう形で逆にその印象を実証されたのはちょっと面白かった。でも、その事を友人に話したら「卑近な譬え」と言われてしまったけどさ…orz

最終的な印象は、こりゃまさしくバッドテイスト・ムービーだなと(H・G・ルイスとか思い起こす)。だからひょっとしたら、後になって愛好者を生み出す土壌はあるんじゃないかな? …映画としては正直アレだったけど、この「悪趣味さ」はまさしく豪ちゃんテイストだったと思うんだよ、実は。
posted by ぬきやまがいせい at 16:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2005.11.04

超星艦隊セイザーX

4話目まで見た。

…いきなりだけど、筆者戦隊物ってここ10年以上見てないんだよねえ。最後に見たのが確か「ギンガマン」で、日曜朝への時間帯移動で面倒臭くなって見るのを止めてしまった。その後もどんな面白いって評判を聞く作品であっても、意地から見ないようにしてたのは(…大体同時間帯のライダーは見ているのに)、今現在視聴している番組数が多すぎるため。

見ないと決めたからには、もう今後(多分)一生見ない。…ちょっと自分でも意地張りすぎてるって思うけれど、今さら後へは退けないのだ。代わりにこの、「超星神シリーズ」があるしさ(代わりか?)。

本作も相変わらずで、このまま当シリーズもずっと定着してくれそうな予感(補記:と思ったら結局本作が、当シリーズ最終作だった…)。しかしあの、ダイムバッグ・ダレル似の彼はいったい何者なんですか?
posted by ぬきやまがいせい at 18:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2005.11.03

牙狼-GARO-

4話目まで見た。…例の響鬼に関する路線変更の一件を聞いて、特撮番組も最近のアニメ番組と同様に1、2クールの短期放映にしたら、そんな理不尽な事態に陥る事はないんじゃないかな?、と考えたんだよねえ。すると呼応するように、その直後始まったのが本作「GARO」。

内容自体は今のところ至ってシンプル、邪悪な魔と戦い続ける孤独な主人公の姿が描かれる。やはり、最近の複数ヒーロー登場が当たり前になった特撮物とは、少々違う立ち位置にあるようだ。…基本的に作品を引っ張っているのは、雨宮総監督の奔放なイマジネーションと確固たる個性である(…サンスクリットや、チベット仏教美術辺りがルーツ?)。

…米国では、スパイダーマンやXメンらのヒーローが大作映画として当たり前の様に受け容れられている現状があるんだ、本作だって閉じた特撮界の外に広がっていったっていいんじゃないか?、と本気で思う。
posted by ぬきやまがいせい at 11:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2005.09.28

これまでの響鬼

なんかもう1クール分、丸々HDDにためてた響鬼をようやく見た。その間、例の路線変更を挟んでいる訳で、ちょっと自分なりの印象を記たくなった。

大多数の方々と同じように、筆者も大きく雰囲気が変わってしまったと感じる。…でもだからと言って、それをネガティブにばかり見るのではなく、同時に成る程と首肯するような変化でもあると思う。

例えば今後は山中ばかりでなく、マカモーが街中に現れる頻度が高くなっていくものと思われる。それは今後の被害の規模拡大を促すもので、今まで人知れず闘って来た鬼たちを取り巻く状況の、切迫した変化を示している。

また装甲声刃は原初的な「楽器」とも言える「歌・声」自体を武器とするもの。より根元的な力強さが見出せるだろう(その境地に響鬼を導くのが、歌手である布施明であるのは願ってもない配役だ)。

そして問題のキリヤ君の登場は、明日夢少年の成長を響鬼とは異なる側面から促す。父性の象徴としての響鬼の対極として位置するのは、社会的抑圧のアナロジーとも受け取れる(同学年である近い存在であるがゆえに、より立場的相違が際立つ)具体的な競争者・対立要素だ。

…結論として、現時点での響鬼は俳優陣の演技的質の高さや、演出(撮影、照明や編集といった現場的要素としての)の取り敢えず一貫した力によって現状保たれていると思う。今後最終話までの本作の行く末には、いまだ予断は許されないが、こう言い切ってしまっても構わないだろう…「腐っても響鬼」。
posted by ぬきやまがいせい at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2005.08.12

ウルトラマンマックス

4話目まで見た。個人的には支持したいと思うな。

金子修二監督の担当エピソードを含む、ここまで見た段階での当面の印象は、実に「プレーン」な作品だなって感じ。(前作ネクサスとは大幅に異なり)1話完結スタイルを取っているのもそうだし、シンプルに怪獣をやっつける本作の内容は、確かに「原点回帰」と呼べるものだろう。

ただちょっとばかり気になるのは画面のやけに「明るい色調」で、本作の軽快なストーリーを反映したであろうものとは言え、怪獣の重量感・存在感が犠牲になってしまっているのは確かなようだ(今思い付いたのだけれど、怪獣の塗装を下を濃く、上に向かって薄い色調にしたら「空気遠近法」の強調になるんじゃないかなあ?…ってもう成田氏がやってる?)。

…その上でなお、今後を楽しみにしたいと思うのはやはり、それこそが「ウルトラ・シリーズ」という老舗の持つ普遍性の強み、なのかな?
posted by ぬきやまがいせい at 05:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮