2006.03.28

「The psalm of David」KRZYSTOF PENDERECKI

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聴いてみた、ポーランドの現代音楽作曲家。発表年不明。

本アルバム収録の「ダビデの詩篇」は、ペンデレツキ青年時代の出世作との事。…なるほど確かに表現上(トーンクラスター等)での完成はまだ見られないものの、激しさや緊張感のある作品だと思う。カックイイねえ。

…このレコードはアメリカ盤なので、解説を眺めても「英語」で書いてあるから、ちょっとくらいは判る(ような気が)。別に辞書と首っ引きでなくても、知ってる単語を拾うくらいでそれなりに意味は通るし。

まあそういう事考えると、ネット環境ってのは実にありがたい。何だかんだでどんな国のどの時代の作曲家であっても、ある程度は情報拾えるしね。
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「Erratique」ALBERT MOESCHINGER

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聴いてみた、スイスの現代音楽作曲家。発表年不明。

この国出身の作曲家にも、正直なところあまり馴染みはないなあ…それじゃあ、また空軍の話でも(だから関係なさすぎ)。

中立国スイスは市民レベルで武装しているのはよく知られるけど、空軍戦力も割と強力みたい。現在配備を進めているのはF/A-18、でも個人的に何となく思い出すのがタイガー。これもエリア88の印象からかな? あとイスラエルが、ミラージュ戦闘機の設計図を盗み出した(!)先が、確かスイス空軍だったはず(後のクフィルになったというのも有名なエピソード)。

…で本作。アルベルト・メシンガーはバーゼル出身との事。まあ解説がドイツ語なんで、それ以上はよく判んないや。でも新ウィーン楽派をちょっと引き戻した感じの音は案外聴きやすい? カッコイイね。
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「Contemporary music from sweden vol.2」WIREN,ROSENBERG

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聴いてみた、現代スウェーデン作曲家2名の作品を収録。発表年不明。…とは言え、恥ずかしながらどちらも全く知らない名前だったけど。

まあ筆者にとってのスウェーデンって国は…あれだ、戦闘機。エリア88でドラケンが出る前から、ビゲンなんか好きだったな。当時配備されていた戦闘機としては、先尾翼方式は珍しくて目を引いたし、「Sタンク」ことStrv103(どっかから出てた、リモコン式のプラモを作ったっけな)と併せて、かの国に想いを馳せた…ような馳せなかったような。

…本作はダグ・ヴィレーンと、ヒルディング・ルーセンベリの作品。ヴィレーンの方はベルイマン映画の音楽も担当しているし、2人とも思ったよりは知名度があるっぽい? どちらもオーソドックスな近代風交響曲作品で個人的な好みではちょっと冒険が足りないって思うけど、実に興味深く聴けたな。
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2006.03.18

「The campfire headphase」BOARDS OF CANADA

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聴いてみた。イギリス出身エレクトロニカ、3rdアルバム。05年発表。

…このアルバムを聴いてみて、もはやこうなるとジャンルによる区分なんて、大した意味はないなと感じる。実際のところ、ポストロックと何が違うのかもよく判らないしさ(別に悪い意味で言っているのではなく)。

とはいうものの本作は生楽器主体で構成された、オーガニックなどと評されるゆったりした内容とは言え、注意深く聴けばなるほどエレクトロニカの文脈上に置かれるという事は、割とあっさり納得できる。でもエレクトロニカ…と言うか、(エイフェクス・ツインやオウテカから受けるような)いわゆる「テクノ」のイメージからは大分と遠い。

…まあだからこそ自分みたいな、(その手の音楽が少々苦手とする)人間の「耳にやさしい」とも言える訳だけど。普通にいい感じの好盤。
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「冬にも/水を得た鳥のように」ランサンブル・レイエ

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聴いてみた,スイスのアヴァンポップ・バンド。89年発表のファースト・アルバム「冬にも」と、ミニアルバムのカップリングCD。

…まあ音の感じとしてはズバリ言ってしまえば、いわゆる「レコメン系」のそれ。でもオールインストゥルメンタルではあるものの、この傾向のバンドにしては珍しく、非シリアスな上ポップで楽しげ。多分この系統の音楽に馴染みの無い人にとっても、非常に聴き易いんじゃないかな。

(誰が書いても、同じ様な感想になってしまう気がするのだけれど)サロンミュージックにも通じるリラックスした雰囲気があり、「ジュルヴェルヌ」辺りのチェンバーロック方面のバンドを確かに連想させる。

…その割に演奏自体は緊張感に溢れており、聴き応えがある。この手のジャンルの入門作として、人に薦めてもよいかもしれないねえ。
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2006.03.17

「永遠のリズム」ドン・チェリー

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聴いてみた、60年代フリージャズ名盤。69年リリース。

「ガムラン」って楽器の音を聴くと、反射的にAKIRAのサントラ(芸能山城組)を思い出すんだよなあ。…まあ個人的な話はさておき、本作はワールドミュージックがブームになる遙か以前にジャズに民族音楽の要素を採り入れた、嚆矢とも言うべき作品として知られている。

でも68年録音だから、その年にはビートルズだとホワイトアルバムのリリース、他にもサイケ勢がその手の試みは散々やった後だから、実はジャズの世界ではその辺への目配りが遅れていた?、という気も。

…そんな同時代音楽の状況を巡る分析はとりあえず置いといて、作品自体は実に素晴らしい。演奏自体の圧倒的な熱量と、民族楽器との融合による異化作用。これこそ名作の名にふさわしいと思う。
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2006.03.16

「The fucking pricks treat us like cunts」FLUX OF PINK INDIANS

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聴いてみた、80年代UKアナーコパンク・バンド。83年発表の2nd。…このアルバム、だいぶ以前から聴きたかったんだよねえ。

「アナーコパンク」ってのはクラスの影響下にある、激しい政治的主張を持つ一連のバンドの事を指す。…とは言っても筆者英語が判らないので、その辺は正直ピンと来ない(クラスのアルバムも輸入盤でしか知らないから、歌詞内容には詳しくないなあ…)。本作に関しても日本語訳詞どころか、原詞の歌詞カードすら付いてないのは残念。

代わりに音楽自体は世界共通言語な訳で、聴けば一発で通じるのがいい。本作はとにかくカオティックで、もうメチャクチャ。グラインド以降のパンクが、ある意味整合性みたいなものを持ち始めた事を考えると、これは興味深い。…自分が聴きたかったのはこれだ!、みたいな気すらするよ。
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2006.03.15

「6」SUPERSILENT

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聴いてみた。ノルウェーの即興エレクトロニカ、4thアルバム。03年発表。

つうか、これプログレじゃん。…まあ、いわゆるプログレッシヴ・ロックと聞いて思い浮かべるイメージ(クラシカルで大仰な感じ?)ではなく、アルバム中にときたま現れる「即興部分」のみを抽出し拡大した印象。

…プログレに区分されるバンドで、即興演奏を作品中に大々的に取り入れた存在には「アモンデュール」等のサイケ勢や、「ヘンリーカウ」みたいな現代音楽風のがいるけど(ジャズロックはプログレ?)、このスーパーサイレントはちょっと「キングクリムゾン」…と言うか「ロバート・フリップ」風。

フレージングやフリッパトロニクスを連想させる音色、純粋なアンビエントと呼ぶには自己主張の強い楽曲群が、なんとなく両者に共通しているようで面白い。…エレクトロニカも色々だなあ。
posted by ぬきやまがいせい at 20:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.03.06

「Total recall」NEGATIVE APPROACH

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聴いてみた。80年代デトロイト出身ハードコア・パンク、全音源集。

音楽が「作品」として評価を受ける場合、その対象となるのは「録音物」である。…当たり前の事みたいだけど、録音媒体が発明(エジソンの蝋管レコード)される以前は、生の演奏を聴くか「楽譜」としてしか音楽と接する事は出来なかった。…その後機材の発達と共に、スタジオでの音の加工やテープ編集等の「記譜できない」音楽の独自性へと進歩していく。

本作はスタジオ録音にライブ音源を加えたコンピ盤なんだけれど、そのライブの音質が極悪。ブートのオーディエンス録音と比較した上でも、かなりひどい部類。…だから録音物を「作品」として評価する上で、「音質」を重視するべきなのかどうかという問題に突き当たる。勿論良いに越した事はないのだが、その上で尚「リアルさ」や「迫力」を(逆に)追体験出来る。音楽表現にとっての幸不幸なんて、決して一概には言えないのだなあ。
posted by ぬきやまがいせい at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.02.25

「ハイスポット・パラドックス」ヒュースコア

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聴いてみた。「ヒュー・ホッパー」と「ケイヴマン・シューストア」の合体バンド。セカンド・アルバム、97年発表。

実はこのアルバム、だいぶ以前に買っていたのを忘れていて、最近通販で注文しようとしてしまった。…まあそれに関しては上手い具合に(?)品切れで、ダブって買うような事態には幸いならずに済んだけど。そういう次第で何となく得した気になったから、気持ちも新たに感想でも。

…買った当時に当然一度は聴いている筈なのに、どうも印象には残っていなかったのはちょっと致し方ないと思う。カンタベリー風の音楽は元々好きなんだけど、これは何か随分と気だるい雰囲気があるな。

中期ソフトマシーンやナショナル・ヘルスみたいな、熱いジャズロックなんか期待すると肩透かしを食うけど、まあこれはこれで。
posted by ぬきやまがいせい at 15:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.02.17

「Back from the grave vol.2」V.A.

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聴いてみた。60年代、ガレージパンク・コンピレーション。98?年発表。

…「ガレージパンク」って音楽は、アメリカに渡ったビートルズや英国ロックの影響で、楽器を手に取った一連のバンドの事を指す。初期衝動の爆発した、「パンク」の原型となるようなサウンドスタイルが特徴(…「ガレージ」の名の由来は、演奏や練習を自宅ガレージで行っていたからという説が有力。あと世界で最初に「パンク」と呼ばれたのは、NYパンクでもセックス・ピストルズでもなく、? & THE MYSTERIANS らしい)。

…と言っても,その手の連中でアルバムリリースにまで至ったのは実際には一握りで、大抵はシングル1枚出したきりで消えていった。だからガレージってジャンルでは、そんなバンドをまとめたコンピアルバムが主流。…その中でも「バック・フロム・ザ・グレイヴ」シリーズは、どちらかと言うとパンク寄りの音楽傾向。本作もそんな「若気の至り」の炸裂が楽しい。
posted by ぬきやまがいせい at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.02.16

「サイケデリック・パーカション」ハル・ブレイン

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聴いてみた。アメリカNo.1のセッション・ドラマー、ソロ3rdアルバム。

60年代サイケムーブメント当時、それ以前より活動中だったバンドが影響を受けて、サイケ・アルバムを制作するようなケースがしばしば見られた。…代表的なのはビートルズのサージェントペパーを受けてリリースされた、ローリングストーンズの「サタニック・マジェスティーズ」とか。…個人的には、スモールフェイセスの、(丸型の変形ジャケでお馴染みな)「オグデンス・ナット・ゴーン・フレイク」なんかが大のお気に入りだな。

…本作のハル・ブレインは、ロック誕生以前から活動していたセッション・ドラマーで、膨大な量の参加作がある。本作もまた当時の音楽界に影響を受けた、パーカッション乱れ打ちの一大サイケアルバム(67年作)。意外な人が意外なところでサイケに手を染めていて、実に面白い。
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2006.02.15

「This part spring」DARIN GRAY,LOREN MAZZACANE CONNORS

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聴いてみた。即興的ブルース・ギタリスト(ローレン・マザケイン・コナーズ)、ベーシスト(ダリン・グレイ)とのデュオ作。01年発表。

今回初めてHMVの通販利用したんだけど、すごくいいよ!…某尼と比較してだいぶ値段が安いし、取り扱っている商品も豊富。尼最大のアドバンテージの送料(1500円以上云々っての)に関しても、そもそも必要ないって物が多いし。だから一旦尼で注文したのを取り消して、HMVでオーダーし直した位。…ただ今回紹介のアルバム、サイトの紹介ページでは、「Darin gray」がタイトルって事になってたよ。いやいや、それ違…

コナーズを「ブルース・ギタリスト」と表現するのは、ピンクフロイドのデイヴ・ギルモアをそう呼ぶのとニュアンス的に大差ないな。一方即興演奏家としては、デレク・ベイリーのような晦渋さも無く、「感情表現としてのギター」が聴く者の感覚に直接訴えかける…思っていたよりも良いね
posted by ぬきやまがいせい at 13:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.02.14

「Dimension hatross」VOIVOD

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聴いてみた。カナダのスラッシュメタル・バンド4thアルバム、88年の作。

…筆者スラッシュメタルだと、いわゆる「スラッシュ四天王」は一通り聴いたけど(その中では「スレイヤー」が好きだったなあ)、それ以降のバンドとなると、何故かパッタリと聴かなくなってしまった。…まあ、スラッシュやヘヴィメタル以外の音楽にも興味が出て来たからだろうし(多分今聴いているような傾向の音楽に、直結するようなバンドに出会ったんだと思う)、メタリカの「失速」により、興味を無くしたってのも大きい。

…本作のヴォイヴォドも「スラッシュ第2世代」に分類されるような存在で、その同系バンドと同様に「最初はヘタクソなのが、リリースを重ねる毎に演奏技術や音楽性を進歩させていく」という特徴を持つ。本作もサウンド自体は結構一本調子ながら、独特のプログレッシヴな雰囲気がカッコイイ。
posted by ぬきやまがいせい at 13:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.02.13

「Solomon」HURNIK,「Sonata da camera」SESTAK,「Olympic fire」VACEK

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聴いてみた。チェコの作曲家、3名の作品を収録…これまた、カッコいいレコードだなあ。本作も発表は82年。

収録された作曲家のうちイリヤ・フルニークは、オペラやミュージカル作品を多く手がけ、(ちょっと調べたところによると)絵本の作者としても有名であるらしい、へえ。収録曲「ソロモン」も男性テノールの独唱が力強い。

それから同時収録の1曲は、連弾によるピアノ練習曲。こちらも、東ヨーロッパならでは(?)の雰囲気が格調高くて素晴らしい。…あと2名の作曲家も、それぞれの持ち味があっていい感じ。

…チェコって国の音楽も(クラシック、ポピュラー限らず)なかなか聴く機会が無いんだけれど、こうして面白いものが埋まっているんだって知ると、俄然興味が湧いて、なんだか嬉しくすらなって来るもんだねえ。
posted by ぬきやまがいせい at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

「Music for piano - four hands」JEAN AND KENNETH WENTWORTH

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聴いてみた。現代音楽演奏家によるピアノ・デュオ作品…多分夫婦。アルバム・タイトルのFour handsは、「連弾」を表している。

収録曲の作者は…ウィリアム・サイドマントとジョエル・スピーゲルマン、ローレンス・モスにチャールズ・ヴュリオネン。…うーん、全然知らない名前ばかりだな。本作の録音自体は、おそらく70年代の初頭。4人とも、60年代アメリカで活動していた作曲家と思われる。

…曲調の雰囲気は大体4作ともに共通していて、無調によるピアノ曲。でも実際聴いてみた印象はヴェーベルンなんかと比較すると、どことなく即興風。これは逆に新ウィーン楽派による作曲法の緻密さや、洗練振りが伺えるのかも。でも、サイドマン作のコンチェルトはかなり格好よろし。
posted by ぬきやまがいせい at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.02.12

「Concerto grosso」POLOLANIK,「Sonatina drammatica」PODESVA

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聴いてみた。チェコの作曲家2名の作品を収録…いや、これカッコイイよ!

83年の発表なので、社会主義政権下当時の作品になるのだな。…チェコの代表的作曲家としては、スメタナ、ドヴォルザークなんかがいるけれど、流石に時代的な開きもあって、直接的な影響のある無しは正直よく判らない。

筆者の印象としては、バルトークやストラヴィンスキー辺りの、「東欧バーバリズム」の流れの上にあるものと思うのだが、どうだろう?(どうだろうって、これ聴いた人どれだけいるのだろうか?…)。

特にポロラーニクの方は、チェンバロやギターを大々的にフィーチャーしていて、チェンバーロックに慣れた耳には堪らない。猛烈にお薦め!…なんて書いても、たまたま見つけたチェコ盤の中古レコードだしなあ。
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「Webern,Boulez」MAURIZIO POLLINI

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聴いてみた。アントン・ヴェーベルン作「ピアノのための変奏曲 作品27」と、ピエール・ブーレーズ作「ピアノソナタ2番」の、現代作品2曲を収録。

…ポリーニは超有名ピアニストだけど、現代作曲家の曲も結構採り上げてくれてるから好きかも。あと(…自分じゃ聴き分けられないけれど)正確な演奏が持ち味らしいから、聴いていて何か安心できる気が(いい加減な事書いて申し訳ない、演奏者の違いを聴き分けるにはまだまだ…)。

ヴェーベルンもブーレーズも…乱暴な言い方してしまうと、大体似た感じの曲調の無調曲(ブーレーズの方がこの場合、影響受けてるんだろうな)。…ブーレーズも最近はなんか、指揮者としての活動の方がお馴染みな気がするが、こういう曲も「若書き」っぽくて面白い。どちらも格好良いね。
posted by ぬきやまがいせい at 14:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.02.11

「Rock until you drop」RAVEN

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聴いてみた。ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル・バンドの1st。81年発表。…何か最近、メタル聴きたい周期に入ったか?

NWOBHMってのは、パンク以降の英国で起きたムーブメントで、「アイアン・メイデン」や「サクソン」に「サムソン」、「ガール」やら「タイガーズ・オブ・パンタン」といったバンドを多数輩出してる(…おや、何だか知らぬ間にこの手の結構聴いていたんだな)。ブルース・ルーツの旧来のハード・ロックと異なり、縦ノリで乾いた疾走感を特徴に持つ。

本作の「レイヴン」も同時期にデビューしたのだが、感じとしては「モーターヘッド」直系のスピーディーなR&Rに、オリジナルパンクの持つポップさを掛け合わせたイメージ。…同レーベルの「ヴェノム」が、もろハードコア・パンクだったのと比較すると案外取っ付きやすい。仲々カッコイイね。
posted by ぬきやまがいせい at 17:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2006.02.08

「Destroy all」NELS CLINE

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聴いてみた。アメリカ西海岸のアヴァンギャルドジャズ・ギタリスト、01年発表。これ聴いてみて、真っ先に「ジャズ」だって認識できる人っているのかな?…と思うくらい、ジャズの規範からは外れている。

パーソネルにはエレキギターだけで、何と5人もの名前が挙がっているし(ジーナ・パーキンスもゲスト参加)、殆ど管楽器の音色がして来ないのが、本作におけるジャズ色を薄めている所以だと思う。

だから、謂わばデレク・ベイリー以降の欧州フリーミュージックの影響下・潮流に乗るもの、と考える事も出来る。が実際の音の感触として連想したのは、実はジョン・マクラフリン率いるマハヴィシュヌ・オーケストラ。…電気楽器中心の編成を手に入れたたジャズが、フュージョンではないもう一つの方向性により、辿り着いた結果がこれだと考えたら仲々面白い。
posted by ぬきやまがいせい at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽